英語がうまくなるには、アウトプットだけでなくインプットも同時に行う必要があります。

アウトプットは、簡単に言えば実際に英語を話すこと。インプットは英語の単語や表現を覚えたり、英語を読んだりすることです。

そこで、アウトプットとインプットの両方を兼ね備えているオススメの勉強法がシャドーイングです。ちなみに、ぼくは自分一人での英語学習の時間のほとんどはシャドーイングにあてています。

ということで、イギリス英語の発音やアクセントを身に付けながら、大量の例文をシャドーイングして体に染み込ませて使えるようにしてしまいましょう!

イギリス英語好きなら、こちらの本はオススメです。

イギリス英語の教材はダイアログ形式のものがほとんどですが、これは珍しい例文集です。しかもボリューム抜群!

CDがついていて、もちろん音声はイギリス英語。女の人と男の人の2人が半分ずつ読み上げてくれています。

しかも女の人はナディア・マケックニーさん。イギリス英語の多くの教材で音声を読み上げている、イギリス英語のプロのナレーターです。


音声を聞きながら実際に声に出してみよう!

もちろんこの本を使っての学習法でオススメなのはシャドーイングです。例えばこんな感じでやります。


1.1文ずつ聞いて、リピート。(間は充分ありますが、一文が長いものもあるので、その場合は一時停止してリピート)

2.例文を見ながらシャドーイング(音声とほぼ同時もしくは少し遅れて発音・イントネーションともにそっくり真似ていきます。)

これを1日に1章ぶんだと無理なく続けやすいです。章によって長さが異なりますが、上の手順で1章ぶん一通りやると、だいたい20~25分ぐらいになります。

シャドーイングにぴったしの長さです。これなら毎日の習慣化もしやすいでしょう。

これを何周もやります。例文の中の単語や表現は無理に覚えようとしなくていいです。何周も回していく中で自然と覚えていくのが理想。


移動中の聞き流しにも最適!

もちろん実際に声に出して何度も読むリピートやシャドーイングがメインですが、スキマ時間に音声の聞き流しもオススメです。

なぜかというと、CD音声が「日本語→英語」の順で流れるから。

日本語が流れているので、初級者の人でもまず意味を把握した上で英文を聞くことができます。意味がわかっていると英語も聞き取りやすいです。

中~上級者なら、日本語が流れている時点で、頭の中で英文を言ってみるということもできます。

車の中なら周りを気にせずに実際に声に出してシャドーイングすることもできます。 


まとめ  

けっこう簡潔な紹介でしたが、まとめると、

・シャドーイングを通して大量の例文学習ができる

・音声が使いやすく移動中の学習に最適

なんせかなりの量なので、やりごたえはあると思います。イギリス英語の発音やアクセントを身に付けながら、インプットとアウトプットも両立してしまいましょう。