この記事を見ている人は、これから英語を勉強し始める新中1、もしくはその保護者の方、あるいは今英語が苦手でどう勉強したらいいかわからない中学生でしょう。

大人のやり直し英語学習者の方もいるかもしれませんね。

何にせよ、上記のどの人たちにとっても役立つ記事を今回は出し惜しみ無しで書いていきます。

現在ぼくは英語講師をしていますが、この記事では、今までの自分自身の英語学習の経験と実践している指導方法を組み合わせた、確実に英語ができるようになる勉強方法を紹介します。

最近話題の4技能(読む・聞く・話す・書く)もすべてカバーしている勉強法です。

内容ぎっしりなのでかなり長めになりますが、最後まで読んでみてください。

長文を読むのがしんどい人は、記事の最後の方に内容を簡潔にまとめているので、そちらだけを読んでもわかるようになっています。先にまとめを読んで、気になるところだけ深く読むのもOKです。

まずは勉強法の前に、英語について知っておきたい6つのことを頭に入れておきましょう。


知っておきたいこと

1.中学英語で英語は話せる

中学英語で学習する文法事項は、将来の英語力の土台を築くために超重要です。高校英語ではもう少し細かな文法を学びますが、普段の会話では中学英語の文法事項を使いこなすことができればほぼ事足ります。

ただし、これはつまり中学英語レベルがあやふやだと英語は絶対に話せるようにはならないということでもあります英語学習のやり直しの方も、まずは中学英語をマスターするところが始まりです。

でも逆に言えば、中学英語をマスターするだけで土台はできてしまうということです。

中学英語の文法理解が100%であれば、あとは単語力をつけながら発話練習を行えば誰でも確実に英語は話せるようになります。

英語を話すための学習という意識を持つことが大事です。


2.文法はめちゃくちゃ大事です

英語を話すのに文法は必要ないとか言う人もいますが、それは信用してはいけません。

文法を知らなければ、いくら英文を覚えたところで応用することができないのです。

話すのにはもちろん、読解でも文法がわかってないとただの単語の羅列の解読になってしまいます。少し極端かもしれませんが。

文法をしっかり理解しておくのは大前提です。特に中学英語では、まずは文法理解に力を入れます。


3.英語は後からドンドン楽になっていく

英語は初めの知識がないほどやはり大変です。

大人の学習者や高校生にとっては、be動詞なんて初期の文法事項なので、一番簡単なはずですが、新しく英語学習を開始する人にとってはそこが一番難しい。知識ゼロの状態から最初に学ぶ項目だからです。

英語を始めたばかりの、特に中1の学習範囲で英語が得意か苦手かはほぼ確実に決まります。

中学英語は途中で躓くと(特に躓くのが早ければ早いほど)挽回が難しくなってしまいます。

というのも、英語の学習事項はそれぞれ繋がっているからです。文法はそれぞれまったく別物というわけではなく、以前の学習事項の理解が前提となってきます。

例えば、be 動詞がわかってないのに、現在進行形(be動詞+動詞ing)なんてできるわけがないのです。通常の文はもちろん、否定文も疑問文も作れません。なんせbe動詞からわかっていないので。現在進行形は、be 動詞ができている前提なのです。

ただし、逆に言えば、最初のほうの文法事項こそ丁寧にしっかりこなしていけば、後から英語の文法学習は後に進むにつれどんどん楽になっていきます。

例えば、先ほどの現在進行形をもう一度例にしますが、現在進行形を学ぶ前にすでにbe動詞の文と一般動詞の文は学習済みです。be 動詞も一般動詞も理解していれば、現在進行形なんて所詮それらを加えたものなので超簡単です。

現在進行形は、be動詞と一般動詞を理解している人にとっては超簡単な学習事項。そのどちらか、もしくは両方にあやふやな箇所がある人にとっては意味不明な学習事項になります。

英語はこのようなケースがとても多く、基本的に後から新しく学習する文法事項は、すでに習っているものへの付け足しに過ぎないことがかなり多いのです。

すでに知っていることに少し付け足していくだけなので、理解している文法事項が増えていくにつれ英語はどんどん簡単になっていきます。

このように、英語は積み重ね的な要素が大きいのです。

なので、学習開始したてのころ、なるべく早い段階で、しっかり得意意識をつけることが重要になってきます。一度得意に感じたらそのまま最後までスイスイと進むことも多いのです。

また、英語の文法学習はすでに知っていることへの付け足しに過ぎないということから、新しい文法事項を学ぶことが勝手に今まで勉強したことの復習にもなるという性質があります。

つまり、やればやるほど簡単に力がつきやすいです。しんどいのは最初だけ!


4.耳・声・手を使うこと

英語力が中途半端な人、いつまでたっても得意にならない人は、問題集ばかり解いていることが多いです。

問題集を解いていると勉強している気にはなりますが、よく考えてみてください。問題集でしていることは、並び替えや・和訳・記号問題などがほとんどですよね。果たして本当に英語に触れていると言えるでしょうか?

いくらバラバラにある単語をパズルのように並び替えて英文を作ろうが、もとある英文を和訳(←もはや綺麗な日本語を書く練習としか思えません)しようが、自分で何もない状態から英文を作れないと意味がないんですよ。

自分で英文を作れないと、英語はもちろん話せません。自分で英文が作れるということは、英語は話せます。また、英文を自分で組み立てられることこそ、本当の意味で文法を理解しているということです。

自分でゼロから英語を作れるようになるには、文法理解が前提の例文学習です。そのことについては後の勉強法で詳しく説明します。

で、問題集を解くだけだと、手しか使ってないんですね。でもその手を使って記号(ア~エ等)、和訳の日本語を書いてるのが大半なので、実際手すら使ってないとも言えます。

英語に触れながら、音声を聞く(耳を使う!)、声に出して読んだり繰り返したりする(声を使う)、たくさん単語や英文を書く(手を使う!)ことが大事です。そうすれば絶対に英語はできるようになります。


5.文法理解と単語力が鍵

ざっくりと言ってしまえば、中学英語の文法を使えるレベルまでしっかり理解して、単語を覚えまくるだけで英語は話せるようになりますし、かなり高いレベルまでいけます。

最初の「1.中学英語で英語は話せる」で説明した通りです。

中学英語をこれから勉強する人、英語学習をやり直す人は、まず中学英語の文法を徹底しながら、単語をたくさん覚えていってください。


6.英語が話せれば生きていける

学校には色んな科目がありますが、ぼくは自分が英語を教えていることを抜きにしても、英語は一番力を入れる価値があると思います。

極端な話、日本では英語が話せれば野垂れ死にすることはありません。

英語が話せることは海外では当たり前で、特別なスキルにはなりません。それだけで仕事につけるわけではなく、英語が話せることは大前提です。

ただし、未だに日本では英語を話せることはかなりの強みです。これはまだこの先50年、下手したら100年ぐらい続くのではないかと思っています。それほど日本人は英語ができません。急には変わらないでしょう。

英語ができる、ただそれだけでほとんどの日本人から差別化できます。

「英語だけできればいいわけじゃない」という意見も聞きますが、そう言うのは英語ができない人がほとんどです。英語ができる人は実際かなり得をしているので、そういうことを言わないのです。実際ぼくもめちゃくちゃ得をしていると感じます。

最近では中小企業でも海外と関わっている会社は多いですが、海外事業に携われる英語力のある人は不足しているので、英語ができるとやはり重宝されます。少なくとも英語ができない人よりは、できる人のほうが職探しも圧倒的に有利です。

ぼくが就活をしていた頃、英語ぐらいしかできることはありませんでしたが、それでもかなり優遇されたように感じます。就活は苦労せずに2ヶ月弱ですぐに終わりました。特にTOEICといった英語の試験のスコアを履歴書に書いておくと、高得点ならそれについて面接官からよく言及されます。

もし仕事が嫌になったり、向いていなくて辞めてしまっても、日本なので英語ができれば食っていけます。英語が苦手な人が多いので、英語教育ビジネスが圧倒的に多いのも日本ぐらいです。英語教育関連の求人は腐るほどあるので英語を教えるという仕事には必ずつけます。それ以外にも、やはり英語ができる人を必死で探している会社は意外とあるものです。

あとは、少し英語を話すところを見せるだけで、周りから一目置かれます。もうそれだけで「この人すごい」という印象を簡単に作ることができるんですね。それは自分の自信にも繋がりますし、英語以外の面でもプラスに作用すると考えています。

これだと英語を実用的な道具であるだけのように言ってるみたいですが、まあ実際そうですよね。

ちなみに外国人の友達も英語が話せるとかなり作りやすいですよ!あとは海外旅行のハードルも下がります。


中学英語の勉強法

前置きが長くなりましたが、きっとやる気が出たことと思います。ここから具体的にどう勉強するかについて説明していきます。

まず大事なのは、先ほども説明した通り

・音声を聞く(耳を使う)
・読んだりリピートしたりする(口を使う)
・単語や英文をたくさん書く(手を使う)

この3つが学習の基本となります。まずこの3つについて少しだけ掘り下げていきます。その後に具体的な勉強法とステップを書いていきます。


音声を聞く(耳を使う)

英語は学習開始してすぐから音声を聞き始めたほうが絶対にいいです。初めから音声をたくさん聞く習慣をつけておくことで英語の音に慣れますし、もちろんリスニングにも役立ちます。

言語の本質は音です。文字は音を記録するために後から生まれたもので、やはり音が言語のベースなのです。人間は言葉を習得するときは、やはり音から入ります。それは英語学習でも同じです。

また、少し前の世代までは英語学習では音声を使わずに文字情報のみに頼っていました。しかし実際は、音声情報・文字情報どちらもフル活用することによって、記憶にさらに定着しやすいのです。これは科学的根拠もあります。


読んだりリピートしたりする(口を使う)

英語を話せるようになるまでを見据えて学習するには、実際に声に出して英語を読むことはとても重要です。

英文を聞いてそれをリピートして真似たり、シャドーイングといって、音声を聞きながらそれとほぼ同時に英語を声に出す練習は、英語習得では特に大事です。

人は言語を習得する過程で、小さい頃は聞いた言葉をたくさん真似て声に出します。英語を習得するためにも同じことをたくさんすればいいのです。

実際に聞いた英語を真似したりたくさん声に出して読むことで、より自然な英語で話せるようになります。

また、実際に声に出して英文を読むことで、文法の定着度も高まります。英語を覚えるには、口も手もしっかり動かします。


単語や英文をたくさん書く(手を使う)

中学英語を一通りマスターするには、声に出して読むだけでなく、たくさん書くことも大事です。ちなみに中学校の英語テストにはこれが一番有効です。

体の複数の箇所を使うことで学習効果は高まります。なので書くときは声に出しながらをオススメします。

声に出しながら、覚える単語は10回、英文は5回ずつノートに書くのがオススメです。

ぼくは中学校の時はこの方法で、テスト範囲の単語と英文のすべてを声に出しながらノートに書いて覚えました。これができれば、日本語を見たら一瞬でその単語と英文がスラスラと書けます。

この方法で中学校のテストは毎回95~100点でしたし、どんなに失敗しても90点で済みました。あと、高校入試は満点です。


具体的な勉強法とステップ

とりあえず学校のテスト期間では、英語の教科書のテスト範囲内のすべての単語をそれぞれ10回、英文はそれぞれ5回ずつ声に出しながらノートに書いて覚えましょう。もちろん英文は使われている文法を理解していることが前提ですが。日本語を見てすぐにどんな英文も書ける状態に持っていけば、テストなんて余裕です。

ここからは、テスト期間外での普段の英語学習方法とステップを紹介します。まずは使用する教材を選びましょう。


耳・口・手のすべてを使った学習ができる教材を選ぼう!

こちらは中学生の個別指導でぼくが実際に使っているものです。

ジュンク堂という大きい本屋の英語参考書コーナーに実際にぼくが足を運んで、2~3時間かけて多数の教材を読み比べて厳選した1冊です。ぼくが見た中では間違いなくベストと言える中学英語の参考書です。

他にも教材はたくさんあるのですが、どうしてもただの問題集だけのものが多い。そういったものは問題が中心で、文法説明や例文の掲載数が不十分なんです。問題集はあくまで補助的に使うものであって、メインにはなりません。

ぼくが厳選したこの本が良い理由を箇条書きでまとめると

・例文数が多い
・例文すべての音声CDつき
・文法説明が丁寧でわかりやすい
・問題数も豊富(しかも和訳はいっさいなく実際に英語を読んだり書いたりする良問が多い)
・レイアウトが抜群に見やすい
・各章の最後に文法事項が会話でどのように使われるのかイラストつきで紹介されている

このように、英語学習に必要な要素が充分すぎるぐらい揃っていて、ここまでのものはこれ以外に見つかりませんでした。しっかりと英語で話すところまで意識して作られています。

これは中1~中3までの合計3冊あります。まずは中1から始めましょう。もちろん大人のやり直す英語学習の方もです。

これを1週間に1章ぶん進めていくと良いでしょう。そのペースを維持できれば約1年で中学英語を一通りマスターできます。

ちなみに、1章の中にレッスンが約5~6個と見開き1ページのテスト形式の問題演習という構成です。1日に1レッスン進めればちょうど1週間で1章ぶんが終わります。

教材は好きなものでいいのですが、豊富な例文、詳しい文法説明、音声があるのは最低条件です。

ここからは、この教材、もしくはそれに似たものを使用する前提で勉強法をステップごとに紹介します。

10個のステップがあって、それを毎日レッスン1個ぶん行いましょう。大変そうと感じるかもしれませんが、レッスン1個ぶんは基本的に本の片側1ページ、もしくは見開き1ページだけが多いです。意外と無理なくこなせる上に、毎日続けて習慣化できれば超効果的。英語は必ず出来るようになります。


1.文法事項を理解して例文を確認

例文を実際に読んだり書いたりする前提として、文の仕組み、つまり文法事項を理解していないと意味がありません。

しっかり説明を読んで、文法事項を頭に入れましょう。


2.音声を一時停止しながらリピート

CDプレイヤーやパソコン等で音声を聞きましょう。1文ずつ停止して、なるべくそっくり真似てリピート。

英語を聞いて(耳を使い)、話し(口を使い)ます。これは必ず必要なステップ。


3.小問題がある場合は解いてみる

レッスンごとに小問題がついていることがあります。その場合は、理解を確認するために解いてみましょう。


4.ノートを線で半分に区切り、左にすべての例文の和文、右に英文を書く

ぼくは個別授業で補助教材として左にすべての例文の和訳が書いてあるプリントを作っています。生徒は右側に英語を書き映していくだけで、日本語を書くことは一切ありません。

もちろんそのプリントを持っているのはぼくの生徒だけなので、他の人は専用のノートを1冊作ってみてください。

和訳を書くことには学習効果はなく、このノート作りは例文を使ったテストを自分一人でも容易にすることが目的なだけです。


5.新出の単語を10回ノートに練習

知らない単語がある例文だと、単語を先に覚えておかないと例文が覚えづらいです。それに語彙学習は大事なので、例文とはべつに、語彙だけでもノートに書く練習をします。

もちろん単語は声に出しながら(口を使い)、10回ずつノートに書き(手を使い)ましょう。

ちなみに、ノートは単語と例文を何度も書く練習する用のものを1冊作りましょう。

たくさん英語を書いて使いきったノートは捨ててしまわずに溜めてみてください。たくさん英語を練習したノートの数だけ自信と達成感に繋がります。


6.すべての例文をそれぞれ5回ずつ書く

今度は例文を5回ずつ声に出しながらノートに書きましょう。ここが1つのメインと言えます。

これを地道に続けていくと、英語の文法や語順が勝手に体に染み付きます。テストの対策はもちろん、英語を話すための基礎力も身に付きます。


7.ステップ4で作ったノートの右半分(英文)を隠して、日本語から英語に直して書けるかテスト

日本語から英語に直して書けるかをテストします。

英語のヒントいっさいなしで、日本語だけを見て英語で書くのが当たり前になれば、テスト問題でありがちな、並び替え、記号問題なんて余裕になります。

負荷の高い良い学習法です。間違ったところは声に出しながら5回ずつ書きましょう。


8.何もみずに音声のみをリピート

今度はリスニングと記憶保持の練習です。何もみずに英語を1文聞いて一時停止し、そっくり繰り返すのです。

これは読まれている英語がしっかり聞き取れてないとできませんし、1文が長めの場合は最初から最後までしっかり記憶に留めていないと英語を再現できません。

つまり、実際のリスニングを想定したトレーニングです。早い段階でこうした力をつけておきましょう。

ちなみに、いっぱい声に出しながら書いた後なので、英文が頭に残っているので負荷は意外と低く取り組みやすいです。

リスニングの負荷をあげてトレーニングしたい場合は、ステップ2の後にこれを持ってきてもいいでしょう。


9.ステップ4で作ったノートの右半分(英文)を隠して、日本語を見てすぐに英語で声に出して言えるよう練習

書けるだけでなく、実際に英語を話せるところまで仕上げましょう。

これを毎日しっかり続けていけば、中学英語を一通り終えたところで英語がそこそこ話せるようになっています。例文ストック、つまり英語の型がしっかり備わっているので、後はどんどん英語を話せば話すほど上達していきます。

また、即興的にすぐに話せる英語は簡単に書けます。話す練習はそのまま書く練習にもなるのです。


10.ステップ9で練習したことをテスト

どんどん英語で話していく、いわゆる瞬間英作文と呼ばれるものですね。

時間を測ってみたりと、色々工夫してみてください。

うまく言えなかったところ、じっくり言葉をひねり出すようにしてやっと言えたような英文はチェックして重点的に練習するなどして、満足できるまでテストしましょう。

このステップはどれも無駄がいっさいなく濃い内容です。英語習得にはかなり効果的で、しっかりとこなせれば完璧です。


以上のステップ1~10を毎日繰り返す!

これを繰り返しながら1日1レッスンぶん進めていきます。1週間あれば1章ぶんが終わります。最後のテスト問題も解いてみましょう。間違ったところはしっかりと解説を読んで理解してください。

これをやれば英語は嫌でも出来るようになります。中学英語を一通り終えたころには、そこそこ英語で意思表示もできるようになっています。

ちなみに、少し前にも書きましたが、順調に毎日進めれば約1年で中学英語を終えることができます。

しっかり1年間で濃い学習をして、その後は受験のために問題を解いたり、とくに単語学習に力を入れていきます。

一通り中学英語の範囲をマスターした後なら、中学校のうちに英検3級&準2級を取ってしまうのがオススメです。その2つの級の単語をしっかり覚えることで会話に必要な単語力がかなりつきます。

もちろん3級から始めます。余裕のある人は、初期の段階から3級の単語学習を並行しても良いでしょう。

最初の方にもいった通りで、大ざっぱに言ってしまえば、中学英語の文法をマスターしていれば後は単語力をつけながら発話練習していくだけで英語はかなり話せるようになります。

つまり、自分が身につけている例文(文法)の型にはめて使いこなせることができる単語を増やしていく作業になるんですね。

単語学習に関しては、中学英語を一通り終えてからでも、初めから並行しても構いません。ただし、大人のやり直し英語学習者の方は、なるべく短期間で力をつけたほうが良いと思うので、並行したほうがよさそうですが。



この記事のまとめ

英語について知っておきたいこと

・中学英語で英語は話せる
・文法はめちゃくちゃ大事
・英語は後からどんどん楽になる
・英語学習は耳、口、手をフル活用する
・文法理解と単語力が鍵
・英語が話せれば食っていける


耳・口・手をフル活用できる教材

中1~中3までの合計3冊あり。以下利点

・例文が豊富
・丁寧な文法解説
・例文の音声CDつき
・良質な問題も豊富
・抜群に見やすいレイアウト
・学習事項が英会話でどう使われているのかわかる


勉強法ステップ1~10

※1日1レッスン(およそ片側1ページor見開き1ページ程度)をする。1週間で1章終わる。以下は毎日の学習の手順

1.文法理解→例文確認
2.それぞれの例文の音声リピート
3.小問題があれば解く
4.専用ノートを作り、ページを線で半分に区切る。それぞれの例文の日本語を左に、英語を右に。
5.書く練習用ノートに新出単語×10
6.同じく例文をそれぞれ×5
7.ステップ4のノートの右を隠して英語で書けるかテスト→ノートに間違えた英文×5回
8.何も見ずに英文音声をリピート
9.ステップ4のノートの右を隠して一瞬で英語を言えるように練習
10.一瞬で英語が言えるかテスト

※ステップ5と6は声に出しながら。


約1年で中学英語を一通りマスターしたら単語力強化に集中

英検3級と準2級の単語を覚える。

大人のやり直す英語学習者は文法と同時に最初から並行しよう。


中学英語の範囲をマスターしたら

英語をどんどん話す練習をすればするほど英会話は上達する。単語学習と並行しながら英語スピーキングを鍛えるのは大いにあり。