これにけっこう困ってる人が多いみたいですね。
超簡潔に言うと、
heart は「ハーt」
hurt は「は~t」
という感じです。
「アー」という音は、口を大きく開けて喉の奥の方から出す、日本語の「あー」よりもハッキリした音です。
それに対して、「あ~」という音は、完全に脱力した状態で出す、ぼやっとしただらしない響きです。
それぞれ比べてみましょう。
Ken@ken_eigo
heart と hurt の発音の違いは「ハーt」と「は~t」ってつぶやきましたが、わかりやすいように単語の例を増やして実演してみました。最後のイラストに注目😉 https://t.co/61Tl80SBEl
2018/09/28 12:37:30
【ɑː】「アー」の音
口を大きく開き喉の奥の方から出す「アー」という音です。日本語よりもかなりはっきりした響きにかります。単語のスペリングで ar を含む物がほとんどです。
例:car, star, large, far, park, dark 等。
イギリス英語では、ar 以外の単語も多いです。
例:ask, answer, example, castle, pass, staff, fast 等。
【əː】「あ~」の音
口をほとんど開けずに、脱力して出す「あ~」という音です。かなりぼやっとした響きになります。千と千尋の顔なしの出す「あ~」のような音。a以外の母音+ r のスペリングを含む物がほとんど。
例:word, learn, bird, turn, girl, nervous 等。
イギリス英語とアメリカ英語の違い
イギリス英語では母音+R のときに、Rは発音しないので、スッキリした響きになります。アメリカ英語では、Rを発音するので、ベタッとした響きです。
ここからは米発音です。
米では「アー」には最後にR を添える
例:Car
英「カー」 米「カーr」
米では「あ~」には初めからR の音を混ぜ混む。
例:learn, herd(群れ), work 等。
これは音をカタカナや平仮名で表記するのには限界があるので、ご了承ください。「あ~R」ではなく、「あ~」に初めからRの音を混ぜ混みます。
「アー」と「あ~」の単語の比較
それぞれ練習してみてください。左が「アー」で右が「あ~」です。この2つの音を区別して出せると、それだけでもかなり英語らしくなります。
heart ─ hurt
star ─ stir
hard ─ herd
dart ─ dirt
pass ─ purse ※pass の英発音
far ─ fur
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