ゆっくり丁寧に話す方が知的に聞こえるし、そもそもそのほうが逆にスムーズに伝わったりします。
ぼくは相手の速度に合わせてしまう傾向があるので、早口の相手とは早口になってしまっていました。それで、基本的に周りの英語話者がみんな早口なほうなので、自分もつられてしまう感じ。
誰にも自分にちょうど良いペースがあって、それを越して無理をすると、途中で噛んでつっかえたりします。そのときは言い直したりもするので、けっきょく丁寧に話した方が早いというわけです。あまり速く話しすぎると発音が崩れたりもしますし。
これは自戒も込めてなのですが、特に日本人は英語を話すときに早口になればなるほど、日本語の悪い癖が現れやすくなります。それは何かというと音節です。日本語は一文字が1音節で割りと早く話す言葉なので、英語でもついついそうなりがち。
Brilliant は英語だとbril liant の2音節なのですが、これを日本人が早口で言うと、極端な話
、ブ・リ・リ・アンまトとみたいに4音節ぐらいになってしまうはず。まあ、これぐらいだったら通じるとは思いますが、あまりよくないですね。
速く話すというよりは、ゆっくり丁寧にリズムよく話すことが大事かなと思います。
ゆっくり話し続けているうちにリズムに乗ってスラスラと言葉が出るような感覚になって、速く話そうしなくとも、徐々に速く滑らかに話せていたりとかって割りとあります。
あえてゆっくりぐらいで丁寧に話していると、自然とちょうどよい速さになるみたいな。ちょっとうまく説明するのが難しいのですが。
あと、わざとゆっくり喋ることで、少し頭のなかで考えながら話すゆとりもできるので、オススメです。
あとは、ゆっくり丁寧に話していると自分自身も冷静に話せますし、ちょっと賢くなった気分。周りから見ても落ち着きのある洗練された雰囲気に見えるはずです。
といってもわざとらしくめちゃくちゃゆっくりじゃなくて、自分が普段話していると思っている速さの7~8割程度の速さを意識して話してみるとちょうど良くなるのでオススメです。
実際ぼくも速く話そうとするよりはゆっくり話そうとしているほうが英語はスムーズにテンポよく出てきやすいです。なので最近ではなるべく相手に合わすとなく自分の通常の7~8割の速さで話すことを意識しています。
最初にも言いましたが、丁寧に話すとやはり落ち着きがあって知的に聞こえるのもポイント。
というわけで、英語は早口でまくしたてるように話す必要はなく、ゆっくり丁寧に、上品に話しましょう。笑
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