今回は英語の発音矯正のためのトレーニング方法について。
いわゆる、「お口の筋トレ」や「顔の筋トレ」のようなものですね!
これって英語らしい発音を身に着けるのにすごく大事なことなんです!
英語と日本語では、顔(^^)の筋肉の使う量が圧倒的に違います。結論から言うと、英語の方が顔の筋肉をたくさん使います。日本語を話すときは、顔の筋肉はそれほど使いません。
これを日本語で声に出して普通に読んでみてください。
「わたしの名前は〇〇です。今は〇〇に住んでます。仕事は〇〇をしています。趣味は〇〇です」
気付きましたか?これだけ喋っても顔(ほっぺたのあたり)が全然動いてないですよね?ほっぺたに手を添えて読んでみるとよくわかりますよ!
逆に、ほっぺに手を当てた状態で、この自己紹介を英語でなるべく英語らしい発音で読んでみてください。顔いっぱい動いてるはずです。
日本語では基本的に口先だけを動かして話すので、顔の筋肉はほとんど使いません。逆に英語は顔の色んな筋肉を使うんです。とくに、RとかWを発音しようとしたらすぐにわかりますよね(笑)
英語をたくさん話した後に顔が疲れたっていう経験がある人もいるんじゃないのかな。
日本人が英語を話すときにあまり英語らしい発音にならないのは、顔の筋肉を使い慣れていないからです。
顔の筋肉をうまく使えるようになると発音がかなりしやすくなりますよ!
ついでに、顔の筋肉をたくさん動かすことによって顔が確実に引き締まります。女の子には嬉しい小顔効果もありってことですね!(笑)
ということで、今日から、小顔効果も得つつ、英語の発音の口作り!顔の筋トレをしていきましょう!
英語を話す前のウォームアップにもなります♪
誰でもすぐにできますよ!
ちなみに、これについて語ろうと思った理由は、どれだけググってみても、具体的な英語の発音矯正やトレーニング方法について書かれたブログ記事をほとんどといっていいほど見つけられなかったからです。
だいたいの記事は発音トレーニング法と言いながら、書いてあるのは英語の母音や子音の説明やイントネーションについて、などなど。当たり前の知識ばかりで実践方法が書いてないんですね。なのでぼくが書いちゃいました!
前置きが長くなりましたが、さっそくトレーニング方法について語っていきます!
顔の筋肉=舌の筋肉、くちびるの筋肉、ほっぺを動かす筋肉
の3つだと考えてもらえればOKです。この3つを主に鍛えていきます。
今から1~10の手順を説明します。カンタンですよ!
1.口の中でおもいきり舌を回します。左右10回ずつ。
最初はこれだけでけっこうきついはず!慣れてくるとなんともなくなります。
2.目を見開いて目線だけ上を向けた状態で、1と同じことをする。
目を上に見開いていることにより、ほっぺの筋肉が吊り上げられて固定されている状態になっています。
なので舌を回すときに、ほっぺの筋肉が動かせなくなり、純粋に舌の筋肉だけを使っていることになります。
きっと1のときよりもしんどいはず。
目を見開いた状態を維持するのでおめめぱっちり効果も期待できますね(笑)
3.片方のほっぺをおもいきり丸く膨らませる!そのほっぺの中の空気を口の中で左右10回ずつ回す。
ほっぺの筋肉をこれで鍛えられます。これは1と2に比べるとそんなにしんどくありません。
4.目を見開いて目線が上の状態で、舌をおもいきり口の外に突き出して、ゆっくり10秒キープ。これを4~5回。
これはたまたま後から知ったことなんですが、舌を口の外に出していると、若返りホルモンらしきものが作られるらしいです。舌も鍛えながら、小顔効果もあり、若返る(≒老化防止?)効果もアリって最高ですね!(笑)
5.舌を口の外に出して上下に動かす。上下10往復。
軽く口をあけて、上下のくちびるに舌でタッチするようにすればいいですよ。
6.舌を口の外に出して左右に動かす。左右10往復。
左右くちびるのふち?端っこにタッチしましょう!くちびるがヌメヌメになりますが気にしないでください(笑)
7.舌を口の外に出して、舌をぐるぐる回す。左右10回ずつ。
口を軽く開いた状態で固定して、くちびるに沿うように回しましょう。ゆっくりやると、舌の筋肉が使われていることがよくわかります。
8.「ウィ」を連続で10回で1セット。これを10セット!
ここからは舌ではなく、くちびるとほっぺの筋肉を同時に動かしていきます。
英語のWの音と同じ口の形で行うことが大事です。そして大げさにしてください!!
おもいきり口を突き出します、ちゅーをせがむように!(笑)
で、おもいっきり笑顔のときみたいに「いー」ってしてください!
これで、ウィ、ウィ、ウィ・・・!!!けっこうしんどいですよwでもそのぶん効果があります。これをしてるだけで全然喋りやすくなります。慣れてきもっと追い込みたい人は、目を見開いた状態でやってみてください。もっとしんどいですよ。
9.Wの口で、「わ、うぃ、う、うぇ、を」を10回繰り返す。
これも大げさにしてください。実際のWの発音をするよりもおもいきり口を突き出して引いてください。
8のときのあいうえおバージョンです。(これも同じく目を見開いた状態で行うと顔が固定され余計な顔の動きに頼ることができないので効果が増します。)
10.Rの発音で、「ら、り、る、れ、ろ」を10回繰り返す。
これは9のRバージョンなので省略します。
最後のおまけ(クールダウン).くちびるを息が続かなくなるまでプルプル振動させよう。
余計な力は抜いてくださいね~。顔の筋肉の緊張ほぐしです。ついでにPの破裂音の練習になります。
以上です。この1~10までをやってみると、慣れないうちは顔がけっこう疲れると思いますが、そのぶんいい感じで顔の筋肉が鍛えられます。
他にも「子音の発音」に特化したトレーニングや英語の発声トレーニングもあるのですが、今回は「英語の発音の口作りのトレーニング」ということなのでここまでにしておきましょう。
今回紹介したトレーニングを、できる人は1日に2~3回、少なくとも1回できれば、だんだんと英語の口(英語を話すときに必要な筋肉)が作られていきます。
ぼくは仕事柄、英語を話すことが多いので、仕事前には必ず一度は行います。
スポーツをするときの準備体操みたいな感じですね。
基本的に、仕事(もしくはそれ以外で英語を話す機会)の前に1回、お風呂で1回、シャドーイングや音読練習の前に1回の計3回このトレーニングを取り入れております。
まだまだキレイな英語には程遠いですが、昔に比べると幾分かマシになりましたし、正しい発音もけっこうラクにできるようになりました。
英語を話す時間が短い人ほどすぐに効果が出てくると思うので、ぜひ取り入れてみてください(^^)
ちなみにこのトレーニングは5分ほどあればできますよ!
紙にメモしてどこかに貼り付けておくのもいいかもしれませんね。
コメント
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発音などを調べていて、コチラにたどり着きました。
コチラの記事とっても、私にはマッチしています。^^
文中に「他にも「子音の発音」に特化したトレーニングや英語の発声トレーニングもあるのですが」
とのことですが、すでに記事にされていますか?
とても興味があり、是非実践してみたいです。
よろしくお願いします。