英検2級に合格するには単語と英作文が超重要で、この2つを集中的に行うことで効率よく合格の可能性を高めることができます。ちなみにこれは準1級でも1級でも同じです。

単語は当然なのでここでは省きますが、それと同様に英作文もめちゃくちゃ大事!

たった一題の英作文が、複数の問題から成るリーディングとリスニングとそれぞれ同じ比重になるからです。まあつまり、ライティングを得点元にでにれば、他でよほど転けない限りは普通に合格できますし、逆転合格する可能性も充分にあります。

しかも単語と英作文はやればやるだけすぐに結果に反映されやすいんですね。特に英作文は扱われるトピックもある程度レベルが限られているので、練習して型を身につけておくことで簡単に対応できます。

ただ英検2級の英作文対策の本は多くないので何をすれば良いのかわかりにくいと思いますが、とりあえずこれをやっておけば間違いないです。

英検2級のライティング(英作文)の対策としては現時点で一番おすすめです。
本当にこの英作文シリーズがめちゃくちゃ優秀で、ぼくは1級を受けたときはこれの1級のをやっただけで本番30/32点だったんですよね~。本当にめちゃくちゃオススメ!

1級の英作文問題完全制覇がめちゃくちゃ人気のようで、後から準1級に続いてようやく2級も出ました。指導用にさっそく購入したのでレビューしていきます。


英作文と面接を同時に対策!

これはめちゃくちゃ良いと思いました。実は英作文に出題される問題と、面接で後半に聞かれる質問2つは、ちょうど同じようなトピックが扱われます。

つまり英作文の対策がそのまま面接の対策にも繋がるというわけですね。色んなトピックで英作文をスラスラ書けるようにしておきましょう!

英作文ではイントロダクション(最初に自分のスタンスを述べる段落)とコンクルージョン(最後にもう一度主張を述べてまとめにする最後の段落)以外に、メインのポイント(主張を支える理由)を2段落ぶん書きます。

そのメインの2段落が、それぞれ一番大事です。まあ、メインだから大事なのは当たり前か!笑

で、この英作文でメインの部分が、ちょうど面接の最後の質問の2つと同じような内容なのです。

英作文で書くような内容を少し短くして話すことができるだけで面接は対応できます。


色んなトピックをカバー

メインの1段落ぶんの塊として、様々なトピックに関する文章がのってあります。

これを一通り読むだけでも様々な話題での論点がわかるので、本番で「何を書けばいいんだ?」「英語以前に考えが思い浮かばない」ということは100%なくなると言い切れます。

あとはこの本に掲載されている英文をしっかり真似して覚えてしまうような練習をするだけでOK!

英検の英作文で問われる分野でこれだけの量の一般知識と論点がそのまま真似できる英語で紹介されているのは今のところこの本だけだと思います。

英作文に関しては、あれこれ手を出すのでもなく、いきなり過去問を解くのでもなく、この1冊に集中すれば必ず高得点は取れるので、まずはこの1つをしっかりやり込みましょう。

最後には予想問題が英作文と面接がそれぞれ10個ずつあるので、最後はそれに取り組めば実践形式で対策もできます。


勉強の仕方

とりあえず最初から最後まで一通り終えて、それを何回も繰り返す。ただそれだけなのですが、その過程での具体的な方法を紹介します。

まずはその前に、最初の章で英作文と面接の概要にしっかり目を通して、内容や傾向を把握しましょう。それを見ておくだけでも、英作文は書きやすくなります。

コンテンツブロック(論点や主張がそのまま作文で使える英文で1段落単位で書かれている塊のこと)を、1日にやるペースを決めてしっかり暗記します。
①まずは英語と日本語を通して内容把握。
②音声を聞きながら英文に目を通す。
③英文を書き映す(意味や内容を意識しながら)。
④英語を隠して日本語→英語で書いてみる。
⑤英文を見ながらシャドーイング(リスニング対策にも効果的)が上手にできるまで何回も繰り返す。
⑥英文を見ずに音声だけでシャドーイング。これも上手にできるまで繰り返す。
⑦日本語→英語に口頭で瞬間英作文。

順序は③以降は順序は多少前後しても問題ないので、とりあえずこれをすべてのコンテンツブロックで最初から最後まで続けてください。必ず力がつくと保証します。

最後までこれを完璧にできるようにすれば、ライティング力はもちろん、面接に対応できるスピーキング力、そしてリスニング力も磨くことができます。効果的に英語力が伸びるので、必ず自分のためになります。

すべてのコンテンツがばっちしになれば、後は本の後半にある練習問題を実践形式で解きます。解きっぱなしにせずに、解いた問題でもコンテンツブロックと同じ手順で1つずつ完璧にしていきます。

本が最初から最後まですべて終わったら、またコンテンツブロックに戻って最初から最後まで同じことを繰り返します。

これだけ丁寧に本を一周できればそれだけでかなり力がつきますが、何周もすることでさらに定着するので、頑張って3周を目指しましょう。そうしたら英作文は満点も夢ではありません。


この記事のまとめ

単語と英作文がめちゃくちゃ大事→この2つに特に力を入れることが効率的な対策

英作文が得意だとそれだけで合格の可能性が高まり、リーディングやリスニングでの多少の失敗も巻き返せる。

英作文の対策はこれが現時点では一番良い。

この記事で紹介した手順に従って勉強すれば英語力がバランスよく伸ばせて、英作文で高得点が取れる。

何回も繰り返すことが大事→本番までにこの1冊を3周することを目指そう!