英語で独り言を言うのは英会話の良い練習になります。これはもちろん英語レベルを問わずにそうなのですが、今回は英会話の初級者向けに書いています。

独り言といっても何を話したらいいのかわからないと思う人が多いでしょう。

まずは、以下のことについてスラスラと英語で言えるようになるよう独り言をしてみてください。

・普段の生活における日課
・昨日/今日の出来事
・明日/週末(休日)の予定

これら3つで、それぞれ現在形、過去形、未来形の基本的な3つの時制を使うことができます。

そして、英語を話すことにまだ慣れていない段階の人がこれをスラスラとできるようになるために意識すること、まずは

英語の語順

【主語+動詞】+ ~ +おまけ

これに関してはこちらの記事を参考にしてください。


その語順(特に主語と動詞)を踏まえた上で

シンプルな短い英文を作りそれを繰り返す

ということです。

英会話を始めたばかりの人や、話すことに苦手意識がある人でも、3~6語程度から成り立つ短い英文なら練習すればすぐに作れるようになります。

それができるようになれば、状況に応じてそれを繰り返すだけで英語で言いたいことを言えるようになります。

I bumped into my friend when I went to the supermarket. 

中2の文法事項を使ったやや長めの英文ですが、短い文に分けても同じことが言えます。

I went to the supermarket. I bumped into my friend. 

このレベルの文に分けたら割りと簡単に話せるのはわかりますよね。

つまり、このレベルの文を1つすぐに作れるようになれば、その作業を繰り返しながら文と文を繋げていくだけで英語は割りと簡単にたくさん話すことができます。

このレベルの文ならすぐに作れるようになります。そうしたら後は、and や but, so 等といった単語を使って文と文の隙間を埋めるだけでOKです。これが初級者向けの英会話のコツです。

以上のことを踏まえた上で、独り言で実践してみましょう。英語がスラスラと話せる感覚が得られると思います。


動画の最初の1分40秒ほどまで、あえて短い文のみを使い実際に話してみました。これができるようになれば英会話がしやすくなります。

独り言のトピックに関してですが、昨日や今日の出来事、これからの予定など、慣れてきたらどんなトピックでも良いので自由に独り言を行えばよいです。

いくつか例をあげておくと

・好きな食べ物
・趣味
・いきたいところ
・仕事/学校のこと
・好きな季節

などなど、、いくらでもあるので、トピックを決めてしまい、それについて英語を話すだけです。

もちろん今回の記事で書いた「短い文で話す」というのはどのトピックであろうが関係なく使えるので、たくさん独り言を通して英語をスラスラと話せるようになりましょう。