以前の記事でオススメの洋書としてパディントンを紹介しましたが、オーディオブックもかなりおすすめ!

パディントンがどんな話なのか、難易度はどのぐらいか、ということに関してはその以前の記事に詳しく書いてあるのでそちらを参考にしてください。


英検準1級レベルの語彙力があれば読み進めやすいと思います。内容もシンプルでわかりやすいし、世界的に有名な作品なのでどんな人でも楽しめると思います。

とにかく百聞は一見にしかずなので、とりあえずサンプルを試聴できるので1回聞いてみてください。あ、これって一見じゃなくて一聞か?いや、一聴?まあいいや。百聞は一聴にしかず!

どうですか?一瞬で朗読に引き込まれる良さがありますよね。

ナレーターがStephen Fry というイギリスの俳優/プロのナレーターで、この人の朗読は圧巻。オーディオブックの朗読ではかなり有名で人気です。

RP(Received Pronunciation:標準英語)というイギリス英語の中でも一番お手本とされる一部の上流階級や貴族のような人が話す最も上品なアクセントで、聞いていて惚れ惚れします。

ここまで来たら言語はある意味芸術だな~とすら感じます。

この拡張高い美しい英語を一度聞くと虜になってしまい、もうアメリカ英語を聞けたもんじゃないと思ってしまうほどの良さがあります。

これに加えてStephen Fry の圧倒的な表現力で、音だけなのに映画を見ているような気分になります。

オーディオブックで耳からだけ楽しむのも良いし、紙の本と一緒に目で文字を追いながら聴くのも良いですね。


パディントンでシャドーイング!

洋書は読みだけではなく音声も使うことで積極的に英語学習教材としてリサイクル活用できます。

音声があるのでシャドーイングをするしかないですよね!

シャドーイングすることで、発音やイントネーションの向上に加えて、英語を英語の語順のまま前からそのまま捉える力(リーディング・リスニング・スピーキングに必要な力)がつきます。

また、声に出して読むという作業を何回か繰り返すことで、その中で使われている単語や表現を自分の中にインストールできるので、ある程度しっかりやりこむことで英語力が底上げできるのがシャドーイングです。

素材は色々ありますが、どうせなら内容も楽しみたいですよね。なので、オーディオブックを活用した洋書のシャドーイングというのは新しい良い方法だと思います。

実際ぼく自身Audibleを使いはじめてからは一度読んだ洋書の音声を手に入れてシャドーイングしています。今のところ洋書は2冊シャドーイングしました。そして今取り組んでいるのがこのパディントンです。


また、パディントンはシリーズになっていて他にも何冊も違う話が楽しめるので、一度ハマったらそれらを1つずつ消化していくことでかなりの量をこなすことができます。

つまりパディントンだけでも多読・多聴・多シャドーできるってことです。ちなみにぼくは今はその最初の段階です。

また、イギリス英語のアクセントに興味がある人にもかなり良いですよね。アメリカ英語が溢れている中でイギリス英語の素材は貴重です。

そういう意味でもパディントンは価値のある1冊だと思います。