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こんにちは!Ken です。

英会話をしていて話がどんどん進んでいるときに、流れをコントロールしたい。でも急に話題を変えたり差し込んだりすると唐突に聞こえてしまい、上手くできないと思ったことはありませんか?

例えば、ふと何か思い出したり思いついたりしたとき、さっき出てきた話題に話を持っていきたいとき、会話が逸れていって元の話題に戻したいとき、やっぱり考えが変わったとき。

そんなときに一言添えるだけで自然に聞こえて会話をスムーズに動かせる会話の繋ぎ言葉があります。

どれも英語ネイティブが自然な会話で使う表現ですが、英語のテスト等ではほとんど出てこないため、知らない人も多いかもしれません。

これらを知っているだけで、自然な会話で自由に流れを作りやすくなるのでぜひ使ってみてください。


1.「そういえば」を英語で!
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Come to think of it は「考えてみれば」「そういえば」という意味になります。これはWhen I come to think of it を短くしたものです。

今話している話題に関して何かを突然思い出したり思いついたときに使います。

自分もしくは相手の発言(it)を受けて、何かを思い出したり思いついたときに使えます。これを一言添えるだけで唐突さが消え自然にそのとき思いついたことを話すことができます。

(相手の発言に対して「そういえば」)
A:John has been absent for 3 days. 
B:Come to think of it, I saw him in the library yesterday. 
A:ジョンは三日も休んでるよ。
B:そういえば、昨日図書館で彼を見たよ。

(自分で話しながら「そういえば」)
A:I want to eat Indian curry tonight. Come to think of it, I haven't eaten it for ages.
A:今夜はインドカレーを食べたいな~。そういえば、もうずっとインドカレー食べてないなぁ。

英語ネイティブがよく使うかなり便利な会話の繋ぎ言葉の1つです。


2. 「~と言えば」を英語で
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Speaking of ~ は「~と言えば」「~のことなんだけど」という意味になります。イギリス英語ではTalking of ~ が使われることもあります。

会話中にふと出てきたことに関して何か付け加えたいときや、その話題に持っていきたいときに使えます。これも一言添えるだけで自然に会話の流れを動かすことができるので便利です。
A:I really like their sea food. 
B:Speaking of sea food, have you ever been to Ehime? 
A:そのお店の海鮮料理がすごく美味しいの。
B:海鮮料理と言えば、愛媛には行ったことある?
Speaking of を使うことができたら、不自然に聞こえることなく会話を深堀りしたり関連のある他のことに話題を移したりすることができます。


3. 「~に話を戻すと」を英語で
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Going back to もしくは省略してBack to ~ で、「~に話を戻すと」という意味になります。

自然な会話では話題がコロコロと変わるのが普通で、話が大きく逸れることもしばしば。そんなときに元の話題に戻したいときに便利な表現です。
A:Going back to tomorrow's picnic, we should hire three cars. 
A:明日のピクニックに話を戻すけど、車は3台借りたほうがいいね。
もちろん会議などフォーマルな場でも使える表現です。これも一言添えるだけで唐突さが減ります。自然に会話を元に戻すときに役に立つ表現。


4. 「やっぱり」を英語で
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On second thought (イギリスではOn second thoughts) は「やっぱり」「考え直してみたら」という意味の表現。

これも超便利で英語ネイティブもよく使う表現!

自分の意見や考え、したいことが途中で変わることってありますよね。そんなときにサッと使えたらかなり自然な響きになります。

I've changed my mind. とかって言うこともできますが、やはりOn second thought 「やっぱり」とサッと言えるとカッコいいですよね。
A:Okay, I'll go for chicken and chips. On second thoughts, I'll have fish and chips.
A:よし、チキン&チップスにしよう。いや、やっぱフィッシュ&チップスで。
On second thought I'm having second thought. でも同じ意味になります。


5. 気になっただけのとき
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(just) out of curiosity は「好奇心から」「気になって」という意味です。curiosity は好奇心という意味の名詞。

特に理由もなくただ何となく聞きたいときとかってありますよね。そんなときは、文頭につけるだけでOKです!使い勝手もよくかなり便利。
A:Just out of curiosity, when did you first meet him? 
A:ちょっと気になっただけなんだけど、彼とはいつ初めて会ったの?
out of curiosity を文頭につけるだけで、特に理由はないよと相手に最初から伝えることができます。

なんとなく(気になっただけで理由は特にない)、ってときもout of curiosity です。こういった意味でのなんとなくは日常会話でよく使うと思います。


インスタにまとめてます!

以上の5つのフレーズは会話の流れを動かしつつ会話を自然に繋ぐことができる表現です。これらを使うだけで会話がぐっと動かしやすくかるのでぜひ使えるようにしておきましょう。

こういうぼくが選んだ会話に役に立つ英語のフレーズをイラストレーターのmokaさんの可愛いイラストで紹介しています。

フォローしておくと英語の表現力が上がっていくので、ぜひお願いします。