今回は英語の発音を独学で身につける方法と発音に関して知っておきたいコツについての全てを詳しくまとめていきます。

まず始めに、英語の発音を理解して、自分でも正しく発音できることはとても大事です。

発音についてまったく知らない/できないのと、きちんと仕組みを理解して自分でも発音できるのとでは、リスニングはもちろんスピーキングでも大きな差があります。

言語の成り立ちは音が基本で、文字は音を記録するために後から生まれたもの。言語の音はつまり発音なので発音は重要です。しかし以下のような意見をよく見聞きします。

・それぞれの国に訛りがあるから、日本人だって日本人特有の訛りがあって当然。

・発音なんかよりも話す内容のほうがずっと大事。

もちろんこれらの意見は理解できるし、自分も概ね同意です。

ただし、だからと言って開き直って、正しく伝わりやすい発音をしようとする努力を諦めてしまうのはどうかと思います。

完全なカタカナ発音は控えめに言っても理解されにくいです。つまり、それだけで聞き手に大きな負担をかけているのです。

理解できないあなたが悪いんですよ~!だから頑張って理解してね!こっちはこの訛りのまま話すね!というのは、少し思いやりに欠けると思います。

せっかく話す内容が素晴らしくても、相手に負担をかけてしまうと、伝わるものもうまく伝わりにくいしもったいないですよね。

英語ネイティブのような完璧な発音は難しいしできる必要はありませんが、最低限正しい発音は必要不可欠です。

完璧ではなくとも、正しい発音をするだけなら、日本人の多くが思っているよりもずっと簡単ではないでしょうか?

前置きが長くなってしまいましたが、今から英語発音の習得についてすべての知識を共有していきます。

【目次】
1. 個々の音の仕組みを理解
2. 発音の練習方法
3. 何英語を話したい?
4. ロールモデルを見つけよう!
5. 発音のコツ&意識すること
6. 練習におすすめの素材


1. 個々の音の仕組みを理解

まず大前提として、発音を身につけるには発音について個々の音の仕組みを理解しておかなければいけません。

それぞれの音を理解せずに、聞いたものをただ真似るだけでは効率が悪いですし、いつのまにか間違った自己流の発音が身についてしまう可能性があります。

いきなり真似して練習しようとする前に、まずは発音について理解した上でたくさん聴きましょう。「理解→反復」は発音に限らず学習の基本です。

さて、個々の音の理解というと果てしなく感じてしまうかもしれませんが、優先的に理解すべきものを絞り混むと、そんなに多くはありません。

英語の音は母音と子音の2つに分かれます。母音は日本語でも存在しているので、理解しやすいですし、意識するだけで一気に英語らしくなる大事な要素です。

そして子音は、日本語のローマ字(ka, ki, ta, ho等)から母音を取ってしまえばできます。つまり、すべての音に母音をつけてしまう癖さえ無くしてしまえば、ほとんどの子音は発音できます。

ということは、子音に関しては明らかに英語にしか存在しない子音を優先的に理解すればよく、それはそこまで多くはありません。

では今から母音についてと、明らかに英語にしかない子音を見ていきましょう。


(1)母音

母音とは日本語でいう(あ・い・う・え・お)に当たる音です。

それらの組み合わせの二重母音(あい・おう等)や三重母音(あうあ)、長母音(いー、うー等)もあります。

いくつかの子音に比べて特に音の出し方が特殊なわけでもないので見落としがちな母音ですが、母音が単語の音の広がりや文のリズムを作っています。つまり、母音は英語が英語らしく聞こえるうえでかなり大事です。

例えば、超母音(いー、おー等)は、日本人の多くが音を伸ばしきれていません。日本語では音を1つひとつぶつ切りにしながら「タタタッ」というような感じで話す人が多いので、普段から音を伸ばしきれていないんです。

例えば、I read books. と読むとき、read は「りー」としっかり伸ばすのですが、日本人は「あいりどぶっくす」のように聞こえるケースが少なくありません。

readridleavelive に近い発音になってしまうというわけです。

母音に関しては、音の性質や出し方を理解して、ゆっくりと丁寧に発音しきるようにすることであっという間に改善します。このことについては、この記事内の意識すること&コツのところで詳しく触れていきます。


(2)日本語にない子音

厳密に言えば英語には日本語と違う子音は少なくないですか、似た音が存在する場合が多いです(例えばLとラ行)。

なので、明らかに近い音が存在しないものだけを先に集中して理解して出来るようになるだけで、一気に英語らしく伝わる発音になります。

明らかに日本語に存在しない英語特有の子音は意外と多くありません。以下のたった4つだけです。

R, F, V, TH

しかも実はFとVはペアのようなもの。実はTHも親戚のようなものなので、大雑把に言うと、

R と F/V/TH

の2つの括りだけです。この記事内ですべて仕組みは理解できると思います。

Rに関しては巻き舌とか舌を引きながらとか色々と言われますが、実際は超シンプルです。舌をどこにもつけずに(浮かしたまま)ら行を喉のほうから声を出しながら言うだけ。そのときの音がRです。

FとVはどちらも上の前歯を下唇に軽く当ててみてください。上の歯と下唇をつけたままその間から息を出します。その息だけの音がF。それに声をつけるとV。そのとき唇が振動してたらVは出来ています。

TH はFとVにそっくりの音です。先程の「上の前歯と下唇」の下唇の代わりに舌にしてあげるだけ。つまり、THは上の前歯と舌の間からの息だけの音(think 等のth)と声つき(that等)の二種類。FとVとほとんど同じです。

けっこうシンプルで簡単じゃないですか?これらの子音を抑えておくだけで、かなり英語らしく伝わる発音になります。


(3)発音の本を1つ選ぶ

この記事では発音の練習方法やコツなどをメインで紹介するので、発音のそれぞれの音すべてはカバーしきれません。

1冊発音に関する本を選びましょう。発音は数も仕組みも決まっているので、単語帳や問題集とは違い、誰が書いていようが基本的には内容には大差がありません。

なので、英語の音声さえついていることが確認できれば、後は説明のわかりやすさやレイアウト等、自分の好みの基準で選んで問題ないでしょう。

ぼくの知る限りでは、おそらくこれが英語学習者の間で一番人気の発音本。どれにすればいいかわからない人は、とりあえずこれが無難だと思います。


2. 発音の練習方法

ここからが発音を身につけるための練習方法になります。

基本は、仕組みの理解→聞く→真似(リピート)。これらを何度も繰り返しましょう。


(1)リピート

仕組みを理解して終わるのではなく、自分もできるように練習しなければ出来るようにはなりません。

仕組みを理解していることが前提で、たくさん聞いて、たくさん真似をします。

自分の選んだ発音本をそのまま練習素材として使いましょう。

物真似だと思い、役になりきって、そっくりそのまま完全にコピーしようという気で真似します。

これを毎日の日課にしてください。1日20分で構いません。とにかく継続することで必ず発音は上達します。毎日続ければ1ヶ月あればかなり効果が実感できるはずです。

とにかく聞いて真似る(実際に声に出す)ことが一番大事です。スポーツと同じで、ルールを理解しているだけでは出きるようにはなりません。実際にプレイする(声に出す)ことが不可欠です。


(2)シャドーイング

リピートは、聞いた英語をそのままそっくり真似して声に出すことですが、シャドーイングは、音声を聞きながら音声とほぼ同時にそっくり発声する、いわば英語のカラオケのようなものです。

音声にぴったりはめて自分でも発音していくのはまさにカラオケ。シャドーイングをしていれば単語の発音はもちろん、文全体の抑揚やリズムも自然と身につきます。

リピートだけでなく、シャドーイングまで持っていくことで発音は必ず上達します。

発音本でリピートしているものを今度はシャドーイングしましょう。

発音の仕組みが理解できて音も出せるようになった場合は、発音の本に拘らずに、音声とスクリプトのあるものなら何でも好きなものをシャドーイング素材として使います!

実はシャドーイングは、発音だけでなく英語の4技能の基礎力を高めることのできる学習方法で、ぼく自身7年間シャドーイングを続けています。


シャドーイングについてはそちらに詳しくまとめているので、ぜひ合わせて読んでみてください。


(3) 音読(たまに録音)

優先度はリピートやシャドーイングより低く必須ではないですが、音読ももちろん発音向上に効果的です。

ただし、音声を聞かずに自分で音読すると自己流の変な癖がついてしまう可能性もあるので、音読をする場合はもちろん発音を理解していることが前提になります。

なるべく音声が聞けるものを音読素材として、それをモデルとして自分で再現できるように音読練習するとすごく良いです。

シャドーイング教材と分ける必要はないので、シャドーイング教材をそのまま今度は音声なしで音読してみるのが手軽でおすすめ。

また、たまに録音することで自分の発音を客観的にチェックすることができます。

録音して聞いてみると、自分では出来ているつもりでもうまく出来ていないところや、思いがけない弱い部分が見つかると思います。

その苦手な発音を集中して練習して修正していくことで、理想の発音に近づけることができます。

毎回録音するのは精神的にしんどいときもあるので、週に1回、もしくは月に1回など、定期的にチェックすると良いですよ。数日では変化は見えづらいですが、週単位や月単位だと変化を感じられるはず。

ちなみに録音はスマホにもともとついてる録音機能でもいいし、動画で音だけ撮るのもいいです。

発音の記事を書いているのに自分の発音を載せないのも説得力に欠けるため、自分が英語を読んでいる音声を載せておきます。
録音を聞いてみると苦手な発音やスムーズに言えていないところまでよくわかります。ぼくもいくつか苦手な発音はありますし、未だに自分の英語を聞くのは気持ち悪いです(笑)


(4)おすすめ発音練習メニュー
1. その日やる発音事項の理解
2. 注意して一通り音声を聴く
3. 音声をリピート(3~5回)
4. 本を見ながら音声のシャドーイング(3~5回)
5. 何もみずにシャドーイング(できるまで)
6. 最後の締めとして、リピート&見ながらシャドーイングそれぞれ1回ずつ
一度でやる発音事項の量によってもちろん時間は変わりますが、この手順1~6で20分前後になると思います。

朝昼夜1回ずつ(1日に計3回)できるのが理想ですが、仕事や学業で忙しい人も多いと思います。そういう場合は、1日に1回で良いのでこれを毎日の習慣にしましょう。

どんなに忙しい人でも1日に20~30分は確保できます。発音を今までしてこなかった人がこれを1ヶ月続ければ、発音は劇的に良くなります。

この手順を毎日繰り返して発音本を一通り終えましょう。一通り終えてからも何周かして使い倒すと良いので、1ヶ月は本をしっかりやり込んでください。

その後はいったん発音本を離れて(または補助的に使い)、音声のある英文で好きなものをどんどん自由に選んでシャドーイングしていくだけです。発音・イントネーションは自然と良くなるのはもちろん、英語力全般に効果ありです。

シャドーイングに使えるものは後でいくつか紹介します。


3. 話したいのは何英語?

日本語にも標準語や関西弁など色々な方言があるように、英語にも色んな種類があります。国や地域で話される英語の雰囲気はかなり違います。

先程載せていた音声で気づく人もいるかもしれませんが、ぼくの場合は自分の発音はイギリス英語をモデルにしています。ちなみに日本語では伊予弁という方言を話します(笑)

どの種類の英語でもいいので、自分が話したいと思う英語を1つ選びましょう。選んだら、これから何度もリピートやシャドーイングするのは基本的にその英語のみ。

英語学習者にとってメジャーなのは、アメリカ英語とイギリス英語です。

よほどオーストラリア英語が良いとか、ニュージーランド英語が良いという強い拘りがない限りは、アメリカ英語かイギリス英語にするのが無難です。

それら2つ(特にアメリカ英語)の音声が使われている学習教材が圧倒的に多く、日本にいても独学で身につけやすいからです。

オーストラリア英語やニュージーランド英語は教材もほとんど存在しないので、ハードルが高くなります。

映画や音楽など文化的に圧倒的に影響力が高いのはアメリカ英語で、日本の英語教育や市販教材でもほとんどがアメリカ英語。

TOEICや英検を視野に入れると、アメリカ英語のほうが有利ではあります。

それに対してイギリス英語は、アメリカ英語ほど文化的な影響力はないかもしれませんが、英語の標準語のような存在で、世界的にもお手本とされています。

英語教育においてヨーロッパのほとんどの国がイギリス英語をお手本にしていますし、オーストラリアやニュージーランド英語もイギリス英語からの派生なので共通点が多いです。

また、アメリカ英語ほど教材が多くないぶん、1つひとつの教材が丁寧に書かれている印象です。

そして何より、BBC Learning English という英語学習者にとって最高の無料英語学習サイトがあるのですが、それがイギリス英語なのは大きいです。

とにかく身につけたい発音を決めましょう!


4. ロールモデルを見つける

話したい種類の英語を選ぶのが大事で、1つ選べばその英語の色んな話者の音声を真似したりシャドーイングするだけで良いですが、さらにその中から「こんな人みたいに話したい」と思えるロールモデルを見つけるとなお良いです。

そういった人を1~3人ほど見つけれて意識すると、だんだんその人のような話し方に近づきます。

それは好きな俳優でも良いし、YouTuberでも良いし、身近の人でも構いません。

ぼくはイギリス英語の音声であれば、話者を選り好みせず何でもシャドーイングしますが、その中でも特に3人ロールモデルにしている人がいます。

つい先日、ぼくが発音のロールモデルとしている人のPodcast を流していたとき、その人の話す英語とぼくの英語が似ていると彼女に言われて少し嬉しかったです。


5. 発音のコツと意識すること

英語と日本語は発音だけでなく、音程やリズムも違います。その違いを生む大きな要因が、英語と日本語の発声の違いです。

発音以前に、英語と日本語では根本的に声の質が違います。以下のことを意識するだけでも英語らしい発音になります。


(1)発音は喉から

日本語は口先で話す言語で、喉をあまり使いません。特に標準語ほどその傾向が強いです。

英語は発声の位置が日本語よりも低い位置にあり、喉を使って発音します。


(2)声を落とす

喉の発音というのがイメージしにくい人は、英語を話すときは声を普段よりも低くすると良いでしょう。

といっても、わざとらしく低くする必要はありません。逆転の発想で、声を高くしないようにすればいいと思います。


(3)リラックス

喉の発音、声を低く、というのも難しい人は、難しいことは考えずに全身の力を抜いてだら~んと話してみると良いです。

ソファーの上でゴロゴロしながら「めんどくさ~」「リモコンとって~」と言ってみましょう。そのときの声を覚えておいて、英語を発音するときに適応させてみてください。

それだけで発声が英語に一気に近づきます。


(4)音程を徐々に落とす

基本的に英語の肯定文は、文の初めから最後にかけて音程がすーっと落ちていきます。

最初に高めの音程から入って、力を抜けば音は自然と落ちていきます。

日本語は音程は平坦で、むしろ語尾が高くなることも多いです。そのまま同じように英語を話すのではなく、力を抜きながら話しましょう。そうすると自然と音程が文末に近づくに連れて下がっていきます。

コツは、話す前に日本語のときよりも息を大きく吸うだけ。話すときに息は勝手に吐き出されていきますよね。あとは息を出すにつれて発声すれば何もしなくても自然に音程は落ちます。

英語は日本語よりも息を大きく使う言語です。


(5)音節が一番大事

リラックスして発声すると英語らしい音に近づきますが、何よりも大事なのは音節です。

極端な話、音節さえ正しく話せれば、英語らしい声かどうかはさほど重要ではなく、多少発音がおかしくても英語は通じます(笑)

日本語は、一文字につき音節は1つです。つまり、平仮名での文字数がそのまま音節数です。

例えば、「台所」は「だ/い/ど/こ/ろ」の5音節です。たった一語に5音節もあるので、「タタタタタッ」のように細切れに速く発音することになります。

この音節の仕組みが原因で、日本語はぶつ切りの早い発音の言語です。このまま英語を話してもほとんど通じません。

Actually という単語を究極のカタカナ英語で読むと「ア/ク/チュ/ア/リー」の5音節。先ほどのように「タタタタタッ」と聞こえてしまいます。

実際は、actuallyac/tu/al/ly の4音節です。カジュアルな発音でac/tu/ly の3音節になることもあります。

そして、英語ではそれぞれの音節をゆっくり丁寧に発音します。日本語ほど速くタタタッと発音しなくていいんです。

Elephant を「え/れ/ふぁ/ん/と」とタタタタタッと言うのではなく、e le phant と発音する。極端に言うと、(えーれーふぁん)のように言ったほうがまだ通じます。笑

英語と日本語での単語の音節の違いを理解して、英語では音節をゆっくり丁寧に読むだけで伝わるようになりますよ。



(6)ゆっくり丁寧に

先ほど音節で説明したとおり、日本語のよう早口で話さなくて良いので、丁寧にゆっくり話しましょう。音に幅を持たせる感じです。

英語をペラペラ速く話せることに憧れる人も多いですが、雑に高速で話すよりはゆっくり話すほうが発音が崩れずに英語らしく話せます。

どういうことかと言うと、先ほど音節のところで説明したことに繋がります。

日本人が英語を早口で喋ってしまうと、どうしても日本語の音節の癖が出てきてしまい、タタタタタッと細切れのような音になります。

また、英語の母音は、いくつかの単母音(米語での apple のa やhot のo 等)はもちろん、二重母音や三重母音、長母音などもあり、それらが音の広がりや幅を作る要素です。

英語ノンネイティブ、特に母語である日本語の音節や音の広がり方が英語のそれとは面白いほど違うぼくたちの場合、早口で喋ってしまうと母音が伸ばしきれずに音に英語らしい広がりが出ません。

日本人の早口英語はますます聞き取りにくいと考えましょう。思っているスピードの半分ぐらいでいいです。

英語を話すときは、1つひとつの音節を大事に、母音に幅を持たせてあげることが重要。そのためにも、英語は自分が思っているほどゆっくり話すほうが良いです。

英語はゆっくり丁寧に。


(7)恥ずかしがらない

学校で英語を音読するときに恥ずかしがってわざとカタカタ読みをした経験はありませんか?

英語を身につけたいならその考えはバッサリ切り捨てましょう。あの風潮は何なのでしょうね。

英語を英語らしく発音することは何も恥ずかしいことではないですし、むしろかっこよくないですか?

くだらない恥は捨てて、英語話者になりきって堂々と発音するようにしましょう。

自分で自分を抑えていてはいけません。


(8) 英語の発声を身につける本

英語の発声で発音すると、それだけで一気に伝わりやすく英語らしく聞こえます。

この本1冊を読んで練習すれば、この記事で書いているようなことは具体的に実践できるようになります。

著者の方の英語はピカイチなのですが、その方がYouTubeで本のレッスンをそれぞれ動画で捕捉してくれているので、わかりやすいし練習もしやすいので、すごくおすすめ。

英語の発音というと、発音の仕組みだけに目が行きがちで、なぜか発声は見落とされがちです。実は発声も英語の発音においてかなり大事な要素です。


6. 発音練習におすすめの素材

発音本を1冊終えて発音を理解している前提で、その後のシャドーイングや音読に使える素材を紹介します。

正直、音声があってスクリプトが見れるものなら何でも好きなものでOKです。

まず初心者にオススメなのは、このシリーズ。



ぼくが初めてシャドーイングをしたのがこの本で、これが一番最初のブレイクスルーのきっかけとなりました。

今では完全にイギリス英語に落ち着きましたが、結果としてこの本から入ったのはかなり良かったです。

このシリーズの各レベルを超入門から始めるのはオススメ!

または、英検の文単シリーズなんかも良いと思います。

級によって自分の英語レベルにあったものを細かく選べるし、シャドーイングや音読に使える文章をかなり多く確保できます。

イギリス英語の発音を身につけたい人は、こちらの関連記事で紹介しているものを好きなだけ漁ってみると良いと思います。


この関連記事内で紹介しているイギリス英語教材はぼくがすべて何周もシャドーイングし倒したものです。笑

そして最後に、アメリカ英語イギリス英語問わず、オーディオブックを使うのはかなりオススメです!

オーディオブックは文字通り、本の音声版のことです。

自分の好きな本を音声を聞きながら読んで、シャドーイングや音読に使って発音練習をできます。英語学習がかなり楽しくなります。

洋書には英語学習者向けにレベルを調整して書かれているものもあり、そういったものの音声を利用することもできます。

オーディオブックを練習素材として使いたい場合は、Amazon のオーディブルというサービスがオススメです。

ぼくは、英語学習者向けに書かれた本(初級・中級向けそれぞれ1冊)とパディントンを紙の本と音声を利用してシャドーイングしました。

ちなみに先程のぼくの音読音声は、Audible の音声を再現しながら洋書を読んでみたものです。

このように、実際に持っている一度読んだことのある本の音声を手に入れたら、一度読んでしまった本がシャドーイング&音読教材に早変わり。発音練習の素材として再利用することができます。




7. この記事のまとめ

英語の発音の仕組みを理解した上で、英語をたくさん聞き実際に声に出してリピート&シャドーイングすることが大事。

仕組みの理解→リピート&シャドーイングで反復→音読(たまに録音)を何度も繰り返す。

話したい英語を1つ決め、それのみに集中。ロールモデルの英語スピーカーが1~3人見つかるとなお良し。

英語は力を抜きリラックスして発音することと、音節を丁寧に発音することが大事。それを意識するだけで一気に伝わるようになる。

発音本を1冊終えたら、あとは自分のレベルに合った好きなものを片っ端からどんどん使い倒してシャドーイング&音読をしていく。