【この記事はこんな人向け】

・イギリス英語の発音、アクセントが好き。
・イギリス英語のアクセントで話せるようになりたい。
・イギリス英語でシャドーイングするのにオススメの教材が知りたい。
・英語の種類はともかくシャドーイングについて知りたい。


日本の英語学習者のほとんどの人はアメリカ英語の教材をもとに英語を勉強しています。というのも、日本の英語教材や英語教育が米語であふれかえっていているので当たり前ですね。

アメリカ英語が英語として日本ではメジャーですが、イギリス英語は僕のように一部の英語学習者からは熱い人気があります。イギリス英語にはコアなファンがいる、という感じ。

イギリス英語の発音やアクセントはハマる人はとことんハマる、そういう魅力があるのは確かです。

どうせ好きならBritish accent で話してみたいですよねー。なんか憧れるし。

そこで、アクセントを身に着けるにはシャドーイングがベストです。ついでに英会話力とリスニング力もつきますよ!


【なぜシャドーイング?】

シャドーイングは聴いた英語を少し遅れてそっくりそのままの発音や抑揚で真似て話す勉強法です。
正しいアクセントを身に着けたいなら、聞いているだけでは効果がないんです。何回も真似て話すことが大事!そうすることで嫌でもアクセントが体に染みついてくるようになります。

なので英語らしいアクセントで話せるようになりたいのならぴったしのトレーニング方法なんです♪

ぼくはイギリス英語の素材を使ってのシャドーイングが自分の英語学習のメインですが、効果はけっこうあらわれています!英語を話すとブリティッシュアクセントだねと言われることがよくあるので、そのたびに嬉しくなります(笑)それが何気に自分の中でモチベーションだったりするんですよねー。

憧れ&モデルとなる(マネしたい)英語があることは、英語学習において大きなアドバンテージだと思います!

ただひとつだけ注意点があって、それは「イギリス英語をシャドーイングするならアメリカ英語は絶対にシャドーイングしない」また逆の場合も同じです。2つは発音とアクセントが異なるので、両方シャドーイングしているとどっちつかずになってしまいます。

ただイギリス英語のシャドーイング専用の教材って少ない、というかほとんどないですよね。

でも大丈夫!イギリス英語教材マニアのぼくが本当に使える物を発掘しておきました。

今から、ぼくがイギリス英語のシャドーイング用に購入して実際に試したものをレビューしてみます!
最後にレビューした本の中から本当にオススメのシャドーイング教材だけをもう一度一覧でまとめます!


【評価の基準】

シャドーイングに大事なことは、音声が速すぎないことと、発音が標準的であることです。つまり、生の音声の英語はシャドーイングには向いていないので、それは最初から除外しています。

特に音声が速すぎないことがなぜ重要かと言うと、発音や抑揚をそっくりマネする余裕がなくなってしまうからです。速い英語を必死に追いかけるように話すと、発音は崩れますし、抑揚どころじゃなくなってしまいます。なんなら英語の意味すら頭に入らずに、本当にお口の体操だけになってしまうんです。

シャドーイングでは、英語を理解しながら音声と抑揚を正確に再現することが大事なので、素材は少し簡単ぐらいが一番なんですよ。


【イギリス英語教材:シャドーイングに向いているかのレビュー】

まず1つめ!



「イギリス英語」「シャドーイング」の言葉がタイトルに含まれる本は2つしかありません。これはそのうちのひとつ。

評価:☆☆☆★★

【追記2018/2/12】こちらの本ですが国際語学社が倒産したようで音声がダウンロードできなくなりました。なのでシャドーイングには使えないため、オススメしません。

音声のスピード的には速すぎず遅すぎず。シャドーイング用に作られているだけあっていい出来だと思います。

ただ、英語を話している人が女性のみというのが残念。ぼくは男なので、マネして話すなら男の人の音声も欲しかった。イギリス英語好きの女の人には良い教材かもしれませんね!

掲載されている英文の量はいい感じですが、すべてダイアログ(会話形式)のみ。そしてひとつのダイアログが短いです。アクセントを身に着けるためだけには良いかもしれませんが、どうせならまとまった量のある英語を一度でシャドーイングして会話力もつけたいところです。

使われている英語ですが、イギリス英語特有の単語や表現がたくさん使われていて、それぞれのダイアログでけっこう詳しく解説してくれています。

イギリス英語の発音、アクセント、表現が1冊にコンパクトにまとまったイギリス英語の入門的な本!という感じ。


2つめ!



BBCのニュースをシャドーイングする教材です。

評価:☆☆☆☆★

最初に生の音声はシャドーイングに適さないと言いましたが、BBCのニュースキャスターの英語なので発音は標準的なイギリス英語ですし、音声はシャドーイング用に速さが編集されているので、しっかり英語学習教材の音声となっています。

最初に速さがゆっくりに調整された音声が流れます。かなりゆっくり目なので、初心者でもしっかり発音や抑揚を真似て話すことに集中できます!二回目にナチュラルスピードで流れます。慣れてきたらそれもシャドーイングするのもよし!リスニング用として使うのもよし!シャドーイングに特化した出来の良い教材だと思います!

あとは、選ばれているニュースがけっこう興味深く、なぜか英語がすごく耳に残るんですよね(笑)

何度もシャドーイングしているうちに勝手に暗唱ができるようになります。この感覚は使ってみるとわかるはず。

シャドーイングに飽きたら暗唱用に使うのもおもしろいし、そうすることでアクセントのみならずスピーキング力がかなり上達すると思います。

星4つと評価したのは、英語がすべてニュースだからですかね。あと、欲を言えば、もっと素材が欲しかった。ひとつのチャプターがもう少し長くていいとも思います。まあ少し短めなので暗唱には本当に適していると思います。

素材がもっと欲しかったということですが、この本にはニュースが15本収録されています。狭く深くやりたい人とかならこれがいいかも!ちなみに最近ぼくはもう一度これを使っています。



上の2つは本のタイトルに「シャドーイング」と含まれているのですが、ここからはそうでない教材。
シャドーイングに使えることを狙って試した本を見てみましょう!


3つめ!



ゆっくりだから、というところがポイントです!リスニングを勉強したいのにわざわざゆっくりの物は使いませんよー(笑) これは完全に「シャドーイングに使ってくれ」ということに違いない!!と思って買いました。

評価:☆☆☆☆☆

はい!来ました!!思った通りこれは最高のシャドーイング教材です!

かなりクオリティが高い。これには冊子がついていて、そこに英文が掲載されています。本というよりは冊子です。

最初の説明ではっきりと「この教材はシャドーイングに使ってほしい」というようなことが書いています。これ、シャドーイング教材ですよーという風なアピールした方がいい気が。。

なんと32個も文章があります!ボリューム半端ない!ひとつの文章もしっかりとした長さで、ひとつ4分ぐらいでしょうか。内容はイギリス文化に関する説明文なのでおもしろい!英文の質が高く、英語教材のお手本のような本?です。やりごたえばっちしなので、これは買って何年もたちますがいまだに愛用しています。

シャドーイングするのって、対話文よりも説明文の方がいいと個人的には思うんですよねー!

ちなみに英語は1チャプターごとに男性と女性の2人のイギリス人ナレーターが交互に読んでくれます。

初心者にぴったしのイギリス英語シャドーイング教材です。上級者も使い方次第では満足できます。(スクリプトいっさいなしでシャドーイングなど)

ぼくが初めてイギリス英語をシャドーイングし始めたのがこの教材です。これで何百回もシャドーイングしました。


4つめ!



評価:☆☆☆☆☆

この本のいいところは、3000語レベルまでの語彙しか使われていないというところ!これがなぜ良い所なのかというと、すでに知っている簡単な単語だけでかなり多くのことが自由に表現できることがわかるからです!

これは英会話のお手本ですね!こういうコンセプトの本を出すなんてさすがアルク。語彙レベルがもう一段階高い(6000語レベル)のもありますが、日常会話力UPにはこちらの方が良いと思います!

もちろんシャドーイングにも向いています。音声スピードは各回によって違いますが、速さを示してくれています。聴き取る分にはスピードは速くないですが、口に出そうとすると意外と難しい速さの物もいくつかあります。それでも無理な速さではないので、程よく負荷をかけながらシャドーイングのトレーニングができます。

対話文だけでなく説明文もあって、けっこうたくさんの話が収録されています。ひとつのチャプターの長さはシャドーイングにぴったり!1分程度です!

話者はイギリス人の男女のナレーター。

イギリス英語を身に着けながら英会話力もUPする優良なシャドーイング教材です。


5つめ



イギリス英語の音声で、ダイアログが掲載されている本!

評価:☆☆☆★★

なんか惜しいんですよねー。この本。
英語はめちゃくちゃ聴き取りやすい。やっぱり標準的なイギリス英語は聴き取りやすいですよね。聞くぶんには心地よい速さですが、シャドーイングするには少し速いのかなーと思います。ここが少しひっかかるポイントですかね。

ダイアログの長さはちょうどいいですし、内容もけっこうおもしろいんですよ。英文の質もいいと思います!

シャドーイングに適する速さかどうか、というところだけひっかかります。普通にリスニングで使ったり、読み物的に楽しむ分にはすごくいい教材なのは間違いないですね。

シャドーイング上級者とか、べつに速くても口が追いつくよ!という人にはかなりいいと思います。


6つめ!
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BBC Learning English!!

これは無料の英語学習サイト。BBC(イギリスの放送局)のプロたちが教材を作ってくれています。

インターネットさえあれば誰でも使えます。
ぼくはイギリス英語の教材と併用して愛用しています。

詳しくはこちら:BBC Learning English がすごすぎる!無料でこのクオリティの高さは異常。

このサイトのコンテンツの「6 minute English」「The English We Speak」「English at Work」の3つはシャドーイングに本当にオススメです!

6minuteは少し速めですが、あとの2つはシャドーイングに最適の速さです。イギリス英語のアクセントだけでなく英語力も確実につきます。毎週新しい教材が更新されていきます。

これが無料っていうのは本当にすごすぎます。お金払ってでも使っていいレベル!イギリス英語でシャドーイングしたいのなら必ず使いましょう!



追記



イギリス英語のシャドーイングにはこちらもかなりオススメです。2017年の末に出たばかりで最新なので追記しておきました。こちらはそのまま別記事にしているのでぜひそちらをご覧ください。

関連記事:「ドラマ仕立て イギリス英語のリスニング」が想像以上に良かった!

イギリス英語のシャドーイング教材では今の時点でぼくはこれが一番のお気に入りです。☆は間違いなく5つです。




おまけ



これはイギリス英語のアクセントについてかなり詳しく書かれた本。音声が聞けるのは当たり前ですが、例文も豊富でイギリス英語のリズムや抑揚が本当によくわかります。英語らしく聞こえるコツも書いてあって、すごくわかりやすい。なんとなく真似るだけよりかは、これを読んでおけば英語をうまく話せるようになると思います。

強く読む単語は大きく弱く読むところは小さく 書いてくれていて(まさにこんな感じ。笑)それに従って読む練習をすれば自然にきれいなイントネーションで読めるので感激します(笑)

これは画期的!流行ってほしい!

イギリス英語のアクセントトレーニングとしてかなりいい本ですよ!シャドーイング教材と併用して使えば
効果抜群。

読み物としてもおもしろいんですよね。英語の発音に関する本は腐るほどあるのに、アクセントやリズムについて書かれている本ってほとんどありません。普段あまり意識しない抑揚についてここまで言語化できていることがすごい!

イギリス英語のアクセントを本格的に身につけたい人は必読だと思います。これでイギリス英語のアクセントについての仕組みを理解(トレーニング)して他の教材をシャドーイングするとより効果的です。


関連記事:「もっとイギリス英語でしゃべりたい!UKイントネーション・パーフェクトガイド」のレビュー。



【上記の教材から本当にオススメのイギリス英語シャドーイング教材】

CD イギリス英語のリスニング ゆっくりだから聞きとれる! ([CD+テキスト])

イギリス英語についてはこれからも新しい記事を書いていきたいと思います。