今回はぼくのお気に入りの単語帳と、それがオススメな理由&どんな風に使っているのかを紹介します!
IELTS の単語帳はいくつかありますが、その中でぼくが使っているのは2つです。今回はそのうちの1つを紹介します。
ちなみに、もう1つのほうが気になる人は、以前こちらの関連記事で紹介しているのでそちらをどうぞ。
では、さっそくいきましょう。
ぼくが今回の記事でオススメするのは、もう1つの方の、この単語帳です。
🍊Ken@ken_eigoIELTS の単語帳がおすすめ👑
2019/07/11 19:57:30
①イギリス英語の発音記号と音声
②語彙レベルのバランス良い
③例文が短くてシンプル
例文のシャドーイング/瞬間英作/暗唱 みたいに色んな用途で使いやすい
↑の練習を通して、このレベルの単語が… https://t.co/vzzjUTfQTW
多分、IELTS の受験経験がある人ならほとんどの人が本屋で目にしたことがあると思います。
かなり王道なので「なんだ~、つまらん」と思う人もいるかもしれませんが、これ本当にめちゃくちゃ良いです。
かなり主観的な理由もありますが、個人的には単語帳ではこれが一番好きです。そして英単語の枠を越えて、英語学習そのものに超オススメです!
なんでそこまで言うのかを1つずつ説明しますね。
1. イギリス英語の発音記号と音声
なんと言ってもこれです。IELTSはイギリス英語圏で主に使われるテストのため、単語帳の中では珍しく音声も発音記号もイギリス英語!
イギリス英語好きにはたまらないと思います!それだけで単語学習が捗る捗る。
ぼくはIELTS の受験予定も特にないのですが、イギリス英語音声の単語帳で勉強したいがためだけに、この単語帳をGETしました。
イギリス人のナレーター2人がそれぞれ男性・女性で、キレイなRPで交互に読んでくれます。
2. 語彙レベルのバランスが良い
英検は受験級が細かく分かれているので、各級によって同じぐらいの難易度の単語がぎっしりと詰まっています。
それに対して、IELTS はスコアが出るタイプのテストなので、級ごとに合否が出る英検とは違い様々なレベルの人が受験します。
そのため、語彙も簡単なものから難しいものまで幅広く掲載されています。
全単語3500のうち、英検2級~1級レベルの単語がバランスよく網羅されています。
色んなレベルの単語を広くカバーできるので、英検2級合格~準1級受験レベルの人でも案外取り組みやすいのではないかと思います。
3. 例文が短くてシンプル
例文が短くシンプルでわかりやすいので、例文を使った色んな英語の練習ができます。
例文だけでなく、デザインもシンプルかつ効率的なページの使い方なので、かなり使いやすい!
例えば、シャドーイング、瞬間英作文、例文暗唱、などに活用できます。
そういう練習を繰り返し行うことで、スピーキング力をつけながら、その間に例文中の語彙も勝手に定着してしまうという仕組み作りができそうです。
シャドーイングはスピーキング力向上の一番の方法ということを、このブログでは散々色んな記事で言っているのですが、もちろん音声はシャドーイングに使えます。
例文を見ながらでも良いので、とにかく音声を真似ながらしっかり声に出して読んでいく。イギリス英語の音声なので、イギリス英語のアクセントの練習にもなります。
さらに、例文と和訳が線で真ん中で区切られているので、例文を隠しながら瞬間英作文にも使えます。
例文が長すぎないので、意味を瞬時にとらえて英語で言ってみる練習がしやすいです。
シンプルな例文なので、程よい負荷をかけながら無理なく暗唱練習もできます。文が長すぎるとけっこう難易度上がって挫折しかねません。
4. 実際ぼくがどう活用しているか
以下が実際にぼくが行っている手順です。
①単語100個ぶんを文字を見ながらのシャドーイング(所要時間約10分)
音声に任せてどんどん進んで行くので、たった10分少しで単語と例文を100個目を通すことができます。
これをだいたい昼までに済ませて、次の手順はその日の後半(夜)にやります。
②1つの単語につき、シャドーイング1回→音読数回(Read)→暗唱(Look up)→瞬間英作
これを50単語分(所要時間10~20分)
これは基本的に音声を通して流すのですが、1つの単語と例文を文字を見ながらシャドーイングしたら、その後は一時停止。
一時停止している間に、口に馴染むまで数回例文を音読します。
その後は、目を閉じるか何かで例文を隠すかして、何もみない状態で例文を暗唱。
ちなみに、数回音読した後に見ずに例文を再現するのをRead & Look up と呼んでいます。最近取り入れた勉強法です。
そしてその後は、例文は見ずに和訳を見ながら瞬間英作。意味を考えながら例文を言うのを最後にやることで、リズムだけで暗唱しているのを防ぎます。
これがぼくが実際に活用している方法ですが、ぼくがスピーキングに効果があると思っている練習方法を全部取り入れています。
何度も声に出す過程で単語も勝手にある程度覚えてしまうことができるので、単語帳の例文活用としてはかなり良いトレーニングだと思います。
①と②を合わせても、たったの20~30分で出来てしまいます。
ここで「ん?」と思うかもしれませんが、①では100個なのに対して、②では50個になっています。これはあえてそうしています。
【ある1日】
シャドーイングのみ100個
(1~100)
トレーニングは50個
(1~50)
【次の日】
シャドーイングのみ100個
(51~150)
トレーニングは50個
(51~100)
つまりどういうことかと言うと、1日に100個の単語に触れますが、前日の50語と重複しているため、実際はその日に触れる新しい単語数は50個になります。
トレーニングでも50個のみにしているので、ここでも重複するようになります。
つまり、新しい単語に触れるのは50語ペースで、2日間で同じ50語の単語を3回重複して行っています。
これだとそんなに無理もなく進めてかつ覚えやすいです。
もちろん、もっとペースを上げるのも良いと思います。ぼくはこの単語帳に載っている単語に知らないのはほとんどないことと、特に試験が迫っている状態でもないので、のんびりやっています。
といっても、こののんびりペースでも2ヶ月もあれば十分単語帳は一周可能です。
もし仮に、ぼくがこの単語帳の単語をまだほとんど知らない状態で、試験も数ヵ月後に控えているのでさっさと覚えてしまいたいなら、もっとペースは早めます。
1日200語音声に従ってシャドーイングのみ(重複なし)に絞って、5日で1000語は目を通しますね。1ヶ月はそれを6周繰り返して1000語を完璧に、3ヶ月で3000語覚えます。
実際に英検1級を受けたときはその方法で3ヶ月で3000語覚えました。
まとめ
というわけで、このIELTS の単語帳が最近のお気に入りなので、皆さんにも紹介しました。
英語の王道でありお手本の存在のイギリス英語が音声であること、例文がシンプルで様々なトレーニングに活用できること。
そして、語彙レベルもバランスが良いので、そのトレーニングを通してこれを使える形で身につけたらかなり力がつく。
そういう理由から、この単語帳がおすすめです。
ただ、今回の記事で紹介したぼくの活用方法は、他の単語帳にもそのまま使えます。なので、自分の好きな単語帳でやるのが一番です。
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