この記事のタイトルのComprehensible input って何?と思った人もいるかもしれませんね。

Comprehensible input とは自分が無理なく理解できるレベルの英語を大量にインプットすることです。これが英語学習の鍵となります。

英語をアウトプットする前提として、たくさんの英語をインプットすることが必要になります。

インプットはもちろん、英語を読んだり聞いたりすることです。英語の摂取と言えそうですね。

筋トレ(Speaking/Writingの練習)だけでなく、筋肉をつくる栄養(インプット)を一定量しっかり摂らないと効果が薄いのと同じこと。

もちろん速い英語を聞く練習や難しい英文を読む練習も必要ですが、それ以上に自分のレベルにあったものを大量に読み聞きすることはさらに大切です。

例えば、自分の理解度が50%ほどの英語を10分間聞くのと、95%理解できる英語を10分間聞くのとでは、後者のほうが英語の摂取量が多くなります。

先ほども言った通り、速い英語を聴いて慣れることも大事なのですが、それとはべつに英語を自分の脳内に取り込む時間が必要です。

そこでオススメなのは、お気に入りのYouTubeチャンネルやPodcast を見つけること。

そしてそれを聞くことを普段の習慣に取り入れることです。

例えば、ぼくの場合は車を使うことが多いので、その間にPodcast を聞きます。また、休みの日に予定がなければ散歩に行くのですが、そのときもまとめて30分ぐらい一気に聞きます。

移動中に聞くことを習慣づけるとある程度の時間を確保できる人が多いと思います。ジムで筋トレをしている人なんかはそのときに聞くのもいいですね。

そして、気になった表現や使いたいなと思った表現があればメモをしておき、後で調べたり単語カードに追加したりするとどんどん知識としての英語も積み重なっていきます。

たくさん英語を読み聞きしていると、そういった表現に複数回出会うことに気付くと思います。その度にどんどん自分の中に定着していきますよ。

単語帳や文法書を眺めてるだけでは十分な量のインプットは難しい。様々な媒体があるので、たくさんの自然な英語に触れましょう。