Who Moved My Cheese という本を読んでみました!
こちらはKindle版です。
Dr. Sumathi Sangaran
GRIN Publishing
2014-03-17
ということでこの本についてレビュー!
・書かれている英語の難易度は?
出てくる単語、文構造ともにかなり易しめです。語彙レベルで5000語もあれば辞書なしで余裕で読めると思います。
この本のメインである第二章は子どもでも理解できるように書かれた話なので問題なく読めるはずです。洋書の中ではかなり読みやすい本なので、これから多読をしたい人はまずこれから始めるのはすごくいいと思います!
ちなみにもう少し英語学習者の観点から言うと、「仮定法」の仕組みがよくわかります。「あのとき~していたら・・・」のような文がけっこうたくさんでてくるので、物語を通して自然に仮定法を学べるのがGOOD!ぼくが高校で仮定法を教えるのなら例として使ったり、テストの素材にしたくなるような文章です!
・本の厚さはどんな感じ?
本はけっこう薄いので(100ページ以内)読書がそこまで習慣化していない人でも気軽に取り組めると思います。
すべての年代のために書かれたこの本は1時間以内で読むことができると本の後ろに書かれています。さすがに1時間はかかりましたが、ゆっくりめでも確かに1時間ちょっとで読み終えれます。
まずはこの本1冊読んで自信をつけ他の本をどんどん多読していくといいですよ!
・本の内容は?
ずばり「変化」についての話です!
変化に素早く気付けるか、変化にすぐに対応できるか、変化をどう捉えるか。そういったことを読みながら考えさせられるかなりの良書。
ビジネスマンはもちろん、教育者、学生、子ども、どんな層の人が読んでも学ぶことがたくさんあります。とくに日本人ほどこの本は読むべきだと思います。
変化を頑なに拒む人、身近な例だと英語の4技能化を頑なに阻止しようとする人たちにも無理矢理でも聞かせたい(笑)
けんじろう@英語ブログ@ken_eigo
英語の文法訳読中心主義の教員は特にWho moved my cheese を読むべし。今の英語教育は完全に変化の局面にある。従来の文法訳読にしがみつくのはラクだし自分の英語力に向き合う必要もないのもわかるけど、comfort zone から抜け出して変化をしっかり受け止めないと!
2017/06/10 19:01:14
本の構成は、3つの章から成ります。
1章は、高校のもと同級生が、同窓会の翌日、話し足りずにランチで再び集まって話している場面です。それぞれの近況について語っているときに、ここ数年間でみんな色んな変化があったことに気付きます。そこで、「Who Moved My Cheese」という話が出てきます。
2章がメインとなる「Who Moved My Cheese」の話です。
2匹のネズミと、2人の小人が登場人物です。彼らは迷路の中でチーズを探していて、大量のチーズが置いてある場所を見つけます。しかしある日チーズが消えてしまいました。彼らはそこからどう動いたのか。
3章は、場面は同級生の集まりに戻ります。彼らは「Who Moved My Cheese」を聞いて、それぞれが感じたこと、考えたことを話し合います。
・読んでみた感想
とにかく考えさせられる&人生(仕事だけでなくプライベートにでも当てはまる)の教訓になる話だと思いました。英語抜きにして、こういう本に出会えることはかなり貴重な経験です。
自分が4人の中のどの登場人物に当てはまるのか、そういう観点で自然と読み進めていけました。ほとんどすべての人はこの4人のうちのどれかに当てはまります。
そしてどんどん読みたくなって1時間ぶっ通しで夢中になって一気に読み終えました!
そのぐらい魅力のある本だと思います。
これを読んだら、他の人にこの話をしたくなる(笑)
ドヤ顔で話したくなる!ぼくはなっています!!
うん、これが率直な感想!
ほんとみんなに読んでほしいなーと思いました!
小学生みたいな感想ですみませんww
One of the best books I've ever read です!こういう本がいっぱいあったらいいんだけど。。
とりあえず学ぶことがたくさんあるのでぜひ読んでみてください(^^)
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