英検1級の一次試験の全得点の3割をも占めるwriting(エッセイ)と、二次試験での2分間スピーチとそれに関するQ&Aは、合格のためにもっとも重要なパートです。そして同時に、ほとんどの人にとっては一番難しいパートではないでしょうか?


以前の英検1級対策のいくつかの記事の中で書いてきましたが、一次試験のライティングと二次試験のスピーキングには深い関わりがあります。


どちらも社会性のある話題を扱いますが、大きな違いはありません。つまり、ライティングのために勉強してきたことが二次試験のスピーキングでの内容として出てきたり、また逆も然りです。

ということは、ライティングの対策は同時に二次のスピーキング対策にもなり、スピーキングの対策はライティング対策にもなるということです。

スピーキング&ライティングを同時に対策することでスパイラル式に相乗効果があります。


とくに、一次試験対策の段階からスピーキング対策を取り入れるのはかなりいいと考えています。


それはなぜかというと、こちらも以前に違う記事で書きましたが、自分が話せる内容は、話し言葉よりも高いレベルで書くことができるんです。

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難言語の教授法・学習法のJアプローチについて。


なのでライティングで問われるような話題は、二次に向けて最初からうまく話せるようになってしまっておけばいいんです。自分が話せることと同じ内容を書くのはもっと簡単です。

つまり、ライティングで扱われるようなトピックについて英語で議論して意見を述べれるようにしておくと、それよりも高度にライティングで自分の考えを表現できるんです。

そしてもちろん、早い段階からの二次面接への準備になります。


ライティング対策本などで得た意見や知識は読んで理解するだけよりも、実際に会話で自分の口から出してアウトプットすることでより印象強くなり記憶に定着し忘れにくくなります。それこそまさに、自分の口から出てくるようになった「生きた知識」です。

そういうものが増えていけば増えていくほど、二次試験でも意見を述べることが楽になりますし(以前にしたことのある会話を再現して独りで意見を言うだけ)、ライティングにも活かせます。


それに、ディスカッションをして意見を先生と交換していると、確かになと納得することや新しい見方や考えに出会うきっかけにもなります。

自分の実際の会話体験を通して得た知識や考えはかなり記憶に定着しますよ。


例えば、ぼくはつい先日、オンライン英会話で「少子高齢化社会」について意見を交換しました。


少子高齢社会の問題点についての議論で

若者の負担が増える。経済がおとえる。などという話をぼくはしていて、

でも環境面や食料問題に関しては悪いことばかりではないという考えを先生から聞けました。

そこから、出生率を上げるためにはというふうに話が移り、

フィリピンの医療システムや教育システムの
話を聞き(ずっと日本よりも進んでいます。もはや日本は後進国だと思いました)

ぼくは出生率の低下を招いている日本のシステムの現状を語り、

という具合で色々な意見を交換しました。どれもライティングやスピーチに活かせそうなものばかり。


会話という本当の体験を通して交わした意見は本当に印象強く、しばらくは忘れないと思います。
スピーキングやライティングで必要な意見がアウトプットで使える形でストックされたということです。


そして当然ですが、英検対策のみではなく純粋なスピーキング力向上にも繋がります。

そういうわけで、ライティングや二次試験で頻出のトピックについて英会話をして意見や知識を使える形にすることを強くオススメします!


そこで、二次試験やライティング対策にオンライン英会話はオススメです。

とくにネイティブキャンプは回数が無制限なので思う存分トレーニングできます。ちなみに今ぼくが愛用しているオンライン英会話です(笑)

ぼくは1日2回(50分)ぐらいを目安に毎日英会話をしていますが、回数無制限なのでその気になれば1日中英語漬けも可能です。


7日間無料なので二次面接までに無料でレッスン受けまくって7日間経つ前にそのまま退会ってのも賢いやり方だと思います。気に入ればそのまま受け続けるのもよし!



せっかく7日間無料で回数無制限なので利用しない手はないです!


ぼくの使っているオンライン英会話のネイティブキャンプについて無料体験レッスンと1か月経過後の感想を書いています。気になる人はこちらの記事もどうぞ(^^)

関連記事:
オンライン英会話の無料体験を受けてみたのでその感想。

オンライン英会話「Native Camp」を始めて1か月経ったので感想!


おわり。