A Street Cat Named Bob はこれから洋書を読みたい人にすごくオススメの本です!




まずこのお話は、タイトルからも本の表紙からもわかるように、ネコのお話。
そしてノンフィクション、つまり本当にあった奇跡のような話です!

ネタバレになってはいけないので、軽くあらすじだけ。


舞台はイギリスのロンドン。

この本を書いたジェームズさんですが、彼は路上でギターを弾いて通行人からもらったお金でその日暮らしの生活をおくっていて、ある日ケガをしたネコに出会います。彼はネコの傷を癒しながら、一緒に生活を送るようになります。ボブと名付けられたそのネコはかなり賢いネコで、二人の仲はどんどん深まりお互いが大事な存在になっていきます。ボブとの暮らしの中でそこでジェームズさんの人生は次第に変化していきます。


かなりざっくりですが、そんな感じのお話。

ちなみに、当時読んだころからある程度予想はしていましたが、何年か経ってやはり映画になりました(笑)

日本語のタイトルは「ボブという名の猫
今けっこう話題になっていますが、映画だけでなく原作を読むのをオススメします。


ほんとうに奇跡のような物語で、ボブはすごく愛らしくて賢いネコだということ、お互いがお互いを必要としていることが、読んでいると本当にわかります。読んだら心が温まるしキレイになりますよ(笑)


まあ詳しくは読んでからのお楽しみですが、ここからは英語学習の洋書という観点からこの本について書いていきます。


・リアルライフストーリーなので読みやすい!

実話なので、身近な単語がたくさん使われています。そして状況が想像しやすく話がかなりつかみやすいです。
あらすじでわかる通り、話そのものが全然複雑ではなく何が起こるのかもある程度予測できるので、フィクションストーリーとは違ってかなり読みやすいはず。


・語彙がかなり易しい!

英検2級レベルでも普通に読み進められると思います。準1級レベルならもうなんの問題もなく読み進めらます。それぐらい語彙が易しい。辞書はほとんど不要なんじゃないかなーと思います。一般的な洋書に比べて、全体的にかなり平易な語彙です。


・日常生活で役立ちそうな表現がたくさん。

上記の語彙が易しいのにも繋がりますが、それはつまり英語での表現に活かせそうなものが多いということ。実話を英語で読むということは、実生活で使われる英語にたくさん触れられるということ!



というふうに、

洋書ではすごく読みやすい部類で、これから洋書にチャレンジしたい人はこの本から始めるのもいいと思います。しかも続編があるので、これを読んでみて気に入ったら他のを読んでみると多読に繋げられます。

英語学習という観点から言うと、難しい英語で書かれた物を読むよりかは、このくらいのレベル(ボブのお話の本くらいのレベル)の物をたくさん読むほうが、実用的な英語表現の幅が広がるのと、英語を英語のまま理解する力がつく、それに速読力UPが見込めると思います。





↑以外にも同じシリーズの物がいくつかあるので、ぜひ原作を読んだらボブの多読に挑戦してみてください。


もちろんボブ以外にもおもしろい(ためになる)本がありますよ!

関連記事:「Who Moved My Cheese」はこれから洋書にチャレンジしたい人にオススメの本


(追記)

アマゾンのKindleが読み放題の30日間の無料体験が始まったみたいなので、無料体験で色んな洋書を読み漁るのもしれませんね。気に入ったものはその後に買ってもいいですし。

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