映画を見たらどんなストーリーだったかを聞かれたり、内容について話したいと思う場面がけっこうたくさんありますよね!
なので、せっかく英語を勉強するために洋画を見たのだったら、ついでにそれについて話せるといいと思いませんか?もちろん英語で。
でもこれは意外とハードルが高い!
日本語でもそうですが、2時間近くある映画についてうまく話を要約して伝えるのって難しいですよね。
あとは、映画を観てしばらく時間が経ってから、どんな話だったか具体的に思い出せないことも。
ということで役に立つのが、
一度見た洋画についてWikipedia(ウィキペディア)であらすじを英語で読む
これなんですが、実はけっこう良い英語学習になります。これから理由を書いていくので、ぜひ学習の一環として取り入れてみてください。
1.話の理解が深まる
洋画に限らずですが、映画を見ているとストーリーについて少しあやふやな箇所がいくつかあったりしませんか?
Wikipediaのあらすじは、ストーリーの最初から最後まで全体がうまく要約されているので、話の内容がしっかりと理解できます。
見た内容をさらに読んで確認することで記憶により残るので、誰かに内容を話すときにうまく伝えやすいです。もちろん要約そのものが参考になります。
音読をしてみるとその映画についてうまく説明できるようになる→結果としてスピーキング力UP
2.リーディングの勉強になる
長すぎず短すぎず、ある程度まとまった英文が読めます。
そして話の内容は一度映画を見ていてわかっているので、例え語彙が少し難しくても読解がスムーズに行えます。
読解の背景知識があるので、英語を英語のまま理解して読みやすく、知らない単語や少し語彙レベルの高い単語も推測しやすく意味を把握しやすいです。
例えば、You're Next という殺人ホラー映画には暗殺者が出てきます。
そこで、assassin という単語(英検1級レベル)の語彙が出てきますが、例えこれを知らなくても背景知識から「暗殺者」かと簡単に推測できます。
そして読んだ後にその単語について調べて意味を確認したら、記憶に定着しやすくなります。
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3.色んな役立つ英語表現に出会える
さっきの単語みたいに、映画のストーリーの中で重要な単語がわかるのはもちろんですが、
単語以外にも様々な表現が見つかります。
これこそまさに「英語表現の宝箱」!!(笑)
またしてもYou're Next を例に出しますが(一番最近見た映画なので笑)
die from blood loss = 失血○する(出欠多量で○ぬ)
set up traps = 罠をしかける
pick up the call = 電話を取る(でる)
などのキラー系やサバイバル系の表現が多いです。これに関してですが、映画のジャンルによって表現の種類が変わるので、色んな映画を見た後にWikipediaで「英語表現の採集」を行うとかなり表現の幅が広がります。
つまり様々なジャンルについて話す上での良い単語や表現にたくさん出会えるということ。アプリの単語帳などにストックしていくことをオススメします。
これを繰り返していくとスピーキングやライティングの向上に繋がります。
他にもfail to や be about to などの基礎的なものもバンバン使われているので、自分が話したり書いたりする英語の参考になるでしょう。
まとめると
ストーリーの要約を読むことでその映画についての会話がしやすくなり(音読だとさらに効果あり)、リーディングの練習にもなり英語を英語のまま理解できる、そしてストーリーに関連するたくさんの役立つ単語や表現に出会うことができる。
ということです!
洋画とWikipediaはセットにしてしまいましょう。
今まで見たことのある映画やお気に入りの映画をWikipediaで一度ぜひ読んでみてください!そうすればわかると思います。
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