対象:英会話の初級レベルの人

英語がなかなか話せなくて、「どうやったら話せるようになるの?」とか「どの教材で勉強したら話せるようになる?」と聞かれることが多いですが、ぼくが言いたいのは

声に出して読む練習をしてきましたか?

ということ。

声に出して練習をしてこずに話せないと言う人がいますがそれは当たり前です。

ぼくの今までの英語学習の振り返りの記事にも書いていますが、ぼくもいざ英語を話さなければいけない環境に入ったときに、中学高校であれほど得意だった英語が嫌になるほど話せませんでした。それは英語を声に出す練習をまったくしてこなかったからです。

ということで今回の記事では、音読やシャドーイングについて!


これは本当にその通りで、帰国子女というわけでもないのに高い英語力を身に着けた人はほぼ例外なく音読やシャドーイング(つまり実際に声に出して英語を読む作業)に大量の時間と労力を注いできた(今でも続けている)人たちです。

黙読だけではせいぜいテストで高得点までが限界です。話せるようにはなりません。


ツイートの通りで、要するに、声に出して英語を読むことで「英語を英語で処理(理解)する」「英語で考えながら英語を発することができる」ということです。

ただし自分が読む英文は単語も文構造も完全に理解できているのが前提。意味がよくわかってない文を読んでも意味がないのはわかりますよね?

つまり自分が完璧に文構造(文法や語法・語順など)を把握してからその英文を声に出して何回も読むってこと。

ではここからもう少し利点をまとめていきます。


・英語を英語のまま考えられる。

英語を声に出して読んでいると「英語」に意識が嫌でも向かって途中で日本語で意味を考えている暇なんてありません。この感覚はやってみればすぐわかると思います。

音読やシャドーイングは書かれてある文を読むという点で一見普通の会話からかけ離れているようで、実はリアルな会話で必要な「英語を英語のまま考え英語を発する」という脳内環境をそのまま再現できます。

こういうのを知っておくだけで音読・シャドーイングのモチベーションも効果も高まるはず。


・何回も読んで覚えてしまった英文は会話で使える英語になる。

何度も口に出して英語を読んでいるうちに、英文を自然と覚えていきます。なので特に最初は(初心者の方は)狭く深く音読もしくはシャドーイングをオススメします。

つまり、何冊も手を出して浅く広くじゃなく、音読やシャドーイングに使う教材を1つだけに絞って何か月もかけて深くやり込むということ。それこそ暗唱ができてしまうレベルにまで落とし込めたらその英文やそれと同じ構造の英文はリアルな会話で簡単に使えるようになります。

なので初心者の方の場合、内容はアカデミックすぎるものではなく、簡単なものがいいです。

いちおう英語初心者の人に音読に使える教材でオススメなの紹介しておきますね。



この「毎日の〇〇」シリーズは、英会話力の向上に役立つという点で、個人的に英語初級~中級の人にかなりオススメです。

こちらの記事でこのシリーズについて詳しく書いているので参考にどうぞ。

関連記事:
英語(英会話)初級者は「毎日の〇〇」シリーズがオススメ!やるべきことも書いてみたよ!


繰り返しますが、資格試験のテストで高得点を取るためではなく、英語スピーキングの土台を作る目的にふさわしいということです。

この本はタイトルの通り、「英速読」が目的なので、英文の構造はかなりシンプルで理解しやすいです。ちなみに読んでみた感じだとセンター試験レベルだと思います。それこそ英文レベルや単語・表現が実際の会話で扱いやすいもの&役立つものばかりです。

これ暗唱できるレベルまで持っていけたら初心者だけでなく中級以上の人でも会話力かなり上がると思いますよ。

そして内容がけっこうおもしろいです。「昔のフランスの農家は冬は冬眠してた(働いてなかった)」とか。そういう長文が20個。詳しくはアマゾンのリンクから内容を見てもらえばわかりますがかなりいいです!

この本の目的は何より「英語を英語のまま理解する思考回路を作る」ということ。分量的にも長文20個なので狭く深くやり込むのにぴったしだと思います。


・シャドーイングは音読と同じ効果が得られるのに加え自然なアクセントが身に着く。

もちろん読まれる英文は仕組みを完璧に理解しているのが前提です。それをシャドーイングすることで音読と同じ効果があります。

ただ、音読だけでは難しいアクセントの習得ができるのが良いです。

英語を英語で理解し話す練習になる~、というのは音読とまったく同じなので省きますが、アクセントは本当に大事!一気に英語が英語らしく聞こえるようになるし、会話に自信を持って挑めるようになります。


さっきの毎日の英速読の音声をダウンロードして音読だけでなくシャドーイングもできますが、ぼくが初めてシャドーイングに出会ったきっかけの本を紹介しておきます。



↑これがぼくの初めてのシャドーイング教材なのですが、これがきっかけでシャドーイングにハマり絶大な効果を得ました。

ただ、今年これの改訂版が出ているみたいなので、そっちのほうがいいんじゃないかなと思います。




これですが、英文もかなーり簡単です。そして音声もゆっくりなので、英会話の初級者には本当にぴったりです。ぼくは高校時代英語の偏差値は80ぐらいだったんですが、会話はまったくだめだったので大学1年生のときにこれでシャドーイングしまくって、割とブレイクスルーが起きました。もともと英語を勉強してきた人にとっては内容は簡単過ぎるかもしれないですが、それでいいんです。簡単な内容ほどリアルの会話でも使いこなしやすいから。

文法とか単語はそれなりに知ってるのにまったくうまく話せないというような人ほど効果を得やすいので、これらのような簡単な内容のものを狭く深くやり込むことを本当にオススメします。またまた言いますが、それこそ内容を全部覚えてしまうぐらい何十回も何百回もやり込んでみてください。

かなり英会話の力に変化が出ると思います。最低でも3か月間集中的にやってみるといいですよ!

完璧になるまでやり込んである程度効果が出たら新しいものに進みます。


他にシャドーイング関連の記事を載せておきますね。

関連記事:

【オススメ学習法】 6minute English でシャドーイング
こちらは中級レベルから

英語はスピーキングとリスニングを中心に学ぶべき。いくつか学習法を書いてみたよ。
こっちでもシャドーイングと音読について触れています。その他学習法も紹介。

イギリス英語のシャドーイングに使える教材まとめ。British accentをみにつけよう!
これはイギリス英語シャドーイングについて。たまにイギリス英語好きがいますが、そういう人には役立つかも。