これを読んでいる人はおそらく英検1級の一次試験を間近に控えている人ではないでしょうか。

本番のテストで最大限のパフォーマンスができるように前日と当日にするべきことをまとめてみます。

英検1級とはいうものの、他の受験級でも同じことが言えると思います。

今はのんびりリラックスしながらこの記事を読んでみてください。


【前日にすべきこと】


1.本番を想定して1通り問題を解く

できれば過去問もしくは予想問題を1回ぶん解いておきましょう。



結果はあまり気にせずに、本番を想定した時間配分や問題形式の再確認のためです。

解説をじっくり読んで間違えたところを丁寧に確認とかはあまり必要なくて、あくまで本番のシミュレーションが目的です。

前日に何もせずに挑むのとは精神的に少し違うと思います。


2.単語を確認しよう!

前日にギリギリまで新しい単語を詰め込むのはやめましょう。

それよりかは、すでに覚えている単語を中心に再確認。

まだ覚えられていない単語に集中し過ぎたあまりに覚えていた単語さえ当日思い出せなくなるとかだと本末転倒です。

詰め込むのはやめて、すでに確認済みの単語を本番でど忘れしないように再確認しましょう。

もしくは、確認はすでにしているけど少し曖昧な単語とかを中心的におさらいするのもいいですね。

前日にまったく新しい単語を覚えようとするのはやめておいたほうがいいと思います。

あと、単語の再確認は寝る前のベッドの時間を推奨。


3.ライティングに関してはポイントをおさらいしておく

しっかりとエッセイの練習をできた人もそうでない人も、前日にはエッセイのそれぞれのトピックのポイントを日本語でかまわないのでおさらいしておくといいですよ。

仮に今までしっかり練習できなかった人でも、本番でトピックの知識や主張さえ思い浮かべることができれば何とか最低限のエッセイは書けます。

逆にどれだけ英語をうまく書くことができたとしてもアイディアが浮かんでこなければアウト。

1級受験者レベルだと、ライティングのときに困るのは英語力というよりは、主張をサポートする3つの理由が思いつくかどうかということだと思います。



ライティング本を一通り流し読みして日本語の部分だけでいいので主張をざっくり押さえておきましょう。


4.本番の持ち物の準備

当日にドタバタして無駄に焦ることがないように、前日までにいるものを準備しておきましょう。

・受験票(顔写真は貼ってますか?)
・身分証明(免許証や学生証)
・鉛筆2~3本
・腕時計
・消しゴム
・鉛筆削り(念のために)

これはすべてまとめていつも使っているカバンに入れておきましょう。

受験票には証明写真貼っていますか?ちゃんと腕時計持ってますか?

ぼくは当日に証明写真を撮りに行ったり、鉛筆をゴソゴソ漁り始めるタイプですが、これはあまりよくありません(笑)

本番にリラックスして臨むためにも必ず前日にすべて用意しておきましょう。

受験票は当たり前ですが、意外と要注意なのが腕時計です。会場によっては時計が設置されていないので、これがないとマズいですよ、本当に。

ぼくは普段腕時計をつけていないので、こういう大事なときにつけ忘れたりしてしまうことがあります。普段つけている習慣がない人は気をつけて!


5.最低でも7時間は寝ておこう。

睡眠めっちゃ大事。

気付いていないだけで、実は睡眠時間が短いときは脳ってあまり働いてないらしいですよ!

今持っている実力を出し切るためにもしっかり寝ておきましょうね。夜更かし禁止!


【当日にすべきこと】


1.お昼ご飯は軽めに取っておこう。

何も食べてないと頭が働きません。

コンビニのおにぎり2~3個もしくはサンドウィッチ2袋ぐらいがいいんじゃないかな。

それに加えて少しだけおやつとしてチョコレートを食べるといいと思います。

頭回転させるには糖分大事!それに気持ち的にも気休めとして!



キットカットできっとなんちゃら。へいへい。

あとはね、エナジードリンク的なやつもオススメ。もう完全に気休めなんですが、ぼくは毎回大事なときは飲んで気合入れるんですよ。

願掛け的な感じかな~。



サッカーの試合も陸上の大会も受験も、そしてもちろん英検も、絶対に1本飲んできました。

本当に気休めですけどね。こういうのも大事かな!なんか気合入るんですよ。


2.会場に行くまでにリスニング

ただし一度聞いたことのあるものでかまいません。

今新しいものを聞いてもしかたないので、すでに知っている文章を。

英語の耳にしておくためです。

クルマの人はリスニングのCDを流して運転して、電車やバスなどの人はウォークマンやアイポッドで聴きながら会場入りしよう。


3.なるべく早く会場に入って席を確保!

確か、英検って席が指定されていないんですよね。一次試験も二次試験の控え室も。

つまり早い者勝ち。

なので当日はしっかりランニングシューズ履いておきましょうね。会場に人がすでにいっぱいいたら全力で抜き去って先に良い席を確保しましょう。




ぼくの住んでいるような地方では受験者が少ない(一次試験でぼくの最寄の会場は5~6人だけでした)のであまり気にしなくてもいいかもですが、都市部の人は早めに行ってなるべく最前列に座るのがベター。


・リスニングでやはり前と後ろでは聞こえ方が違う

・後ろの方だと廊下側に近くなるので外の雑音が気になる場合が

・前にいっぱい人がいるとなんか焦る


ということで早めに前の方の席を確保しましょう!

ぼくは中学校が会場だったんですが、他の受験級の学生がリスニング中(パート1の初めの方)に通路でわちゃわちゃしてるの聞こえてきてイライラしてたら集中できなくて、その後も焦ってしまい集中できず二回目の一次試験はリスニングが大幅に下がりました(*_*)

でも運よくリスニング以外は調子良くて大丈夫でした。

特に通路側は絶対に避けよう。


4.単語とライティングのポイントだけ確認を!

待ち時間はこれだけでいいです。

ただほんとてきとーにでいいです。余力を残しておかなければいけないので、ざっくり確認ぐらい。

今見てるのが出ればラッキーぐらいでリラックスしてください。

そしてこの待ち時間の間に最低でも1回はトイレに行っておきましょう。

大事なときに尿意がやってきたらたまったもんじゃありませんよ。


最後に

あとは精神的に安定した状態でなるべくリラックスして臨むだけ。

本番までに不安要素をなるべく取り除いておきましょう。

少し精神論になってしまいますが、できると思ったら案外できます。だめだと思うとできることもできなくなります。

とくにリスニングは何問か自信がないのが続けば次の問題に引きずってしまいがちですが(経験談)、自信がない問題が続いても気にしない。

気持ちを強く持って挑みましょう。そうすればきっと最大限の力が出せます。


自分を操る超集中力
メンタリストDaiGo
かんき出版
2016-05-31


これオススメです。超集中力を発揮しよう!

英検受ける人みんな頑張ってね!!