英語の発音を一通り学んでそれぞれの音を正しく出せるようになっても、いざ自分の英語を聞いたとき、あまり英語っぽく聞こえないなって思ったことありませんか?

もちろん発音は正しいのでまったく問題なく通じるけど、なんとなく英語っぽくないような。

これはズバリ声の出し方。発声の仕方が原因です。

実はぼく自身もあまり英語らしい声が出せていないので色々と模索中です。

そこで、色々と今まで試してきた中で、英語らしい声やそれの出し方について自分が見つけたことや考えたことを共有しようと思います。



英語らしい声を出すには喉を使うのが大事?!

・英語を話すときは喉を使う

・日本語よりも声が低くなる

というのが大事なポイント。

これはなんとなく感覚的に理解している人は多いんじゃないでしょうか?

英語が母国語の人が英語を話すときってけっこう渋みのある低い声ですよね。海外ドラマやYouTube などで英語をたくさん聞いたことのある人なら誰でもそう思うはずです。

一方で、日本人が日本語を話すときは、もとからよほど声が低い人を除けば、英語話者のように喉から立体的に響くような声は出ていませんよね。

英語話者は喉から声を出しているのに対して、日本人は口の先のほうから声を出しているからこの違いが出てきているというわけです。

こういう理由で日本語よりも英語のほうが全体的に音が低く聞こえます。

日本語はけっこう声の高い言語で、英語は日本語に比べては声の低い言語。ちなみに音の高低さは英語のほうが大きいです。

こんな感じのイメージかな。

[画像:597d3a38-s.jpg]
かなりざっくり&わかりやすくするたまに大袈裟に描いています。縦幅の広さは高低差の大きさを表していて、真ん中の黒点は声の高さの平均値のつもり。英語のほうが高低差は大きいものの、全体的に声は日本語よりも低い。

今回の記事では音の高低差にはこれ以上は触れません。とりあえず英語は日本語よりも低いということがはっきりとわかればOK。

つまり日本人が英語を話すときは意識的に普段よりも低い声にしないといけないということ。

声を低くするには喉を使って発声する必要があります。

口から出るのを、喉から出るように。声が出るところをひとつ下に下げるイメージです。

ぼくたち日本人が英語を話すときに日本語のときと同じような発声で英語を話したら、低く響くような音は出ないので、あまり英語っぽく聞こえません。

日本人女子あるあるですが、たまに英語を話すときに声が普段よりも高くなる人がいます。ぼくの思いつく限り少なくとも3人はそういう人を見たことがあります。考えられる原因としては、

(1)あざとい 、ぶりっ子
(2)自信がなくて声がつい高くなる

とかだと思うのですが、高くなるのではなく低くならないと余計に英語らしく聞こえなくなります。

理想は、英語を話しているときに「日本語を話しているときと声が違う(低い)ね」と言われること。これを目指しましょう。

ぼくのオーストラリア人の友達は日本語もかなり上手で、一緒にいるときは英語で話したり日本語で話したりするんですが、それでガラッと声が変わります。

誰の耳から聞いてもはっきりとわかるくらい、英語を話すと一気に声のトーンが落ちます。それこそ1段階どころか2段階ぐらい。彼が日本語と英語をふとスイッチするときの声のトーンの変化には毎回驚きます。ただ、それくらい高いレベルで彼は日本語の発声までもマスターしていたということ。外国人の中ではかなり自然な日本語を話します。


鼻をつまんで音読練習??

日本語では喉をほとんど使わないので、かなり意識していないと喉から声を出すのは難しいです。

そこで簡単に喉がつかえる方法は、鼻をつまんで意識的に声を低くして読んでみること。

これだけで喉が使われていることがわかると思います。

どんな英文でもいいので今あるものをこれで読んでみてください。なければテキトーに独り言で英文を言ってみてください。

どうですか?

けっこう低い声が出ていますよね。そして喉を触ってみると、喉がけっこう振動しているのもわかると思います。

そんな単純なものではないにしても、おそらくこれが英語っぽい発声だと思います。

あとは少しまとまった文章を鼻をつまんで低めの声で音読してみましょう。そして徐々に鼻から手を離して同じような音が出せるまで練習します。

鼻をつまみながら読んでいるときの声が出せているか確認する方法としては、実際に鼻をつままずに英文を読んでいる最中に、所々ふとしたときに鼻をつまんでみることです。そのときに自分の声が何も影響を受けなければ英語らしい発声ができている証拠、つまり喉から声が出せているということになります。

喉からしっかり声が出せていれば鼻をつまんだところでほとんど影響を受けません。

※ただし例外として、n や ng は鼻を使う音なので、これらの音が混じっている文を読むときに鼻をつまむと鼻が少し振動します。


鼻から声が抜けないようにしよう!

これ、意外なほどツイッターでは反応が少なかったんですが、個人的には英語らしい声の出し方に関してけっこう大きな発見だと思いました。笑

普段喋っているときって鼻から声がけっこう抜けています。鼻つまんで喋るとよくわかりますよね。

これを阻止することで一気に喉を中心とした発生ができます。

鼻から声が抜けているということは、声の出所で喉の割合がどうしても下がります。

もちろん英語が母国語の人が完全に口呼吸で話していて鼻から声を抜けさせていないとは決して思いませんが、ぼくらみたいな外国語としての英語話者(とくに日本人)は最初は大げさなぐらいでちょうどいいのかな、、と思います。

何度も練習したら自然とできるようになってくると思うので、最初は大げさでいいので鼻から空気が出るのを止め、完全に口呼吸で話す練習をすればいいと思います。

最初は少ししんどいですが、鼻から空気(声)が抜けるのを防ぐだけで、一気に喉が使いやすくなり(必然的に使わざるをえなくなり)響く立体的な声になります。

ただ口呼吸になってしまうと喉も乾燥するし痛めそうなので、練習するときのみ&慣れていない間だけでいいのかなと思います。


この記事のまとめ

英語らしい発声をするには喉から低い声を出すことが重要です。日本語ではほとんど口の前の方から声を出すので、喉から声を出すのはなかなか難しいですが、大げさに練習して慣れましょう。

鼻から息(声)が漏れるのをなくすだけで、一気に喉が使いやすくなるので、鼻をつまんでの音読練習がオススメ。徐々に鼻をつままなくてもおなじ声が出せるようにしていきます。

ポイントとしては、大げさに、口呼吸!初めはしんどいけど慣れるとだんだん英語らしい声になる気がします。

とりあえず、喉使う!低い声!鼻からお漏らししない!の3原則でいきましょう。


最後に

あくまでぼく個人の発見・考えです。個人的にはほとんどこれで正しいと思いますが。

ただはっきり言えることは「英語は喉を使って発声する言語」だということ。


もっと詳しく英語の喉からの発声を学びたければこちらの本で練習するのが良いです。

英語喉 50のメソッド(CD付)
上川 一秋/ジーナ・ジョージ
三修社
2007-06-15


英語の喉発音について精力的に発信されている方の本で、この人自身かなりすごい人です。

ぼくはブログでは基本的に自分が持っている(使ったことのある)教材で本当にオススメの物のみを紹介しているのですが、この本はぼくは持っていません。ただかなり興味アリ。

個人的な話になりますが、ぼくはイギリス英語の発音やアクセントを学んでいるところです。

イギリス英語の標準発音だと実は口の前の方や鼻から抜けるような声も使うので完全に喉発音のみというわけではないのと、この本はアメリカ英語がベースで書かれているため購入までには至っていません。

ぼくがイギリス英語の発音・アクセントにこだわりがなければこの本は間違いなく躊躇せずに購入していると思います。

信憑性も有効性も高く、ぼくの知る限り喉発音をテーマとして取り扱っているのはこれだけなので、喉からの発声をマスターして一気に英語話者っぽく聞こえるようになりたい人にはオススメです。


追記:けっきょく英米関わらず喉は使わなければいけないのでこの本を購入して取り組んでいます。一通り終えたらまとめて改めて紹介したいと思います。