英単語の覚え方には主に2通りあります。
それは「ゆっくり時間をかけてコツコツと覚えていく方法」と「なるべく短期間で大量に覚える方法」です。

ちなみに僕は学生時代には前者、その後は後者に切り替えて勉強してきました。

今回は前者の長期的に覚えていく方法を見ていきましょう!


【こんな人向け】

・英語初心者(まだ語彙数が少ない)
・まとまった時間がありのんびり進めていきたい人
・大学受験をうける高校1年生
・長期的な目標を立てている人


【方法】

1.まず英単語帳を1冊決める!

自分の覚えたいレベルを選ぶのは当たり前ですが、中身を見て、自分の好きなデザイン・レイアウトであること、使いやすさ親しみやすさ等を確認しましょう。なんせこれから長く付き合っていくことになるので。


初心者は単語掲載量や情報量が多すぎるものは避けるのが無難
だと思います。

必要なことはあとで空いたスペースにその都度メモするといいですよ。


2.1日のペースを設定する!

コツはあまり欲張りすぎないこと。

ずっと続けていくことが大事なので、どんな日でも確実にこなせるぐらいのペースでいい。



例えば、僕は高校1年生の時から英単語だけは受験に向けてコツコツこなしていました。でも、たったの1日10個ペース。これなら15分ぐらいで済みます。それでも、ちりも積もればなんたらで、1カ月で300語、半年で1800語ぐらい覚えました。高校で新たにこれぐらいの数の単語を覚えれば、センター試験程度の英単語ならほぼカバーできてしまいます。高2からはまた新しい単語帳を始めれました。

ペースは人それぞれですが1日20個ぐらいでもいいのかなと思います。難しい人は僕みたいに1日10個とかでいいと思います。


3.実際に覚える作業をする!

それぞれの単語を意味を確認して、10回ずつぐらい読みながら書きましょう。


目で見た単語を、手を動かしながら口に出し耳で聞く。これって脳の色んなところが活発に働いて記憶に残りやすいんだそうです。

1日に覚える単語の数が少ないことのメリットは、ひとつひとつを丁寧に練習できるところ。

実際に書きながら、というのは短期間に大量の英単語を覚えたい人には非効率すぎるし物理的にほぼ不可能ですが、こつこつ少しずつ覚えていきたい人には相性抜群の方法です。


4.寝る直前に必ずその日に覚えた単語を確認する。

これがすごく大事!

人って寝てる間にその日の記憶や出来事が頭の中で整理されていくらしいです。

それを活用するために、寝る前のその日の1番新しい記憶・出来事を英単語に置き換えておくんです。
つまり、寝る直前にも覚える作業をした英単語を見返しましょうということ。

これで寝る前に見た英単語が優先的に睡眠中に脳の中で整理されていきます。


5.朝起きたら寝る前に見た単語に目を通す。

これもけっこう大事です。寝ている間に頭の中で整理された単語を確認するだけです。べつに覚えたかどうかチェックしたりテストしなくていいです。ただ見るだけ。「あー、意外と覚えてる」となんとなく思うはず!



あとはひたすら毎日3~5の手順を繰り返してください。少しの時間を毎日自分に投資していく感じですね。半年もしたらかなりの単語を深く理解できるようになっていると思います。最初のほうにも言いましたが、長く続けることが大事です。ペースを急に上げたりはしなくていいのでとりあえず続けることが大事!

僕は高校のときにこの方法をとってよかったと思っています。高校英語で出会う単語(英検でいう準2級~2級レベル)は1番大事ですからね。少しずつ丁寧に覚えたことで英語力の土台ができました。

英検1級受験のために莫大な量の単語を短期間で頭に詰め込みましたが、ざっくり大まかに意味を捉えている感じで、高校英語ほど深くは理解していません。広く浅くって感じです。その方法については次回書きたいと思います!

Ta-ta for now.