去年のクリスマスは大阪に遊びに行っていたのですが、そこで洋書を2冊買いました。

その中の1つがパディントン!

くまのパディントンです。日本でも映画が上映されていたので知ってる人は多いんじゃないでしょうか?

ということでこの数日間はパディントンを少しずつ読んでいて、ようやく読み終えたので紹介したいと思います。


ちなみに、買おうと思ったきっかけは、本を読む前に映画で大まかに内容を知っていておもしろかったからです。

でも実際は映画は独自のストーリーだったみたいで、本とはまた違った話でした。なのでどちらを見ても問題なく楽しめます。



大まかなあらすじ。

舞台はイングランドです。ロンドンのパディントンという駅で小さな熊がブラウン一家に拾われます。

そこがたまたまパディントンだったので、くまの名前もパディントンになりました。


いやー、パディントン懐かしいです。イギリスにいたのでロンドンにはしょっちゅう行っていたのもあり、駅の名前はよく耳にしていました。

おっと、自分の話は置いておき、、


パディントンがブラウン家の一員として暮らすようになり、くまなので(知らないことが多いので)たくさん色んなことをやらかしてくれます。

というはちゃめちゃなお話です。

パディントンは紳士的な礼儀正しいくまです。本人は真面目のつもりでやっていることがいつもカオスになっていきます。

とてもユーモア溢れるストーリーなので読んでいておもしろいです。


全部で8章あり、最初はパディントンとの出会いが書かれており、後の章はそれぞれ1つの独立した話になっています。


読んでみた感想

映画ではブラウンさん(夫)がパディントンを飼うことに最初はすごく嫌悪感むき出しだったのですが、

本ではそういう描写はいっさいなく、終始なごやかな雰囲気で読んでいて良い気持ちでした。

キャラクターがしっかりと個性が出てて人間味があって、そこが魅力的だと思います。


ブラウン夫妻はともに良い人。ブラウンさん(夫)はまさにイギリス人って感じだと読んでいて思いました。笑

ブラウンさん(妻)はパディントンの良い理解者で、ずっと見守ってあげているような感じ。

娘と息子もいて、パディントンとの仲の良さも微笑ましいです。


パディントンの友人も後半に登場しますが、その人もすごく良い味の出てるキャラクターです。


もともと絵本だったため、対象年齢も10歳前後となってますが、あとがきでパディントンの話ができたときはもともとは対象年齢は決めていなかったと作者は言っています。

なので万人受けする内容だと思います。映画でも世界的に大人気になったぐらいですからね。年齢問わず楽しめると思います。


ストーリーについて1つだけツッコミを入れるとしたら、なぜパディントンを一人でほったらかすのかということ。

毎回パディントンを一人にしていて色んなハプニングが起きます。ぼくだったら一人にしてたらヤバイと学習して目を離さないようにしますが。。笑


癒しというかユーモアを求めている人は必読です!



英語的にはどんな感じ?

本屋で購入したときに、ついている帯を見てみると

英検2級/TOEIC470(←ちょっと記憶あやふや)レベル

と書かれていました。帯は捨てちゃったのであやふやですが、2級と書かれていたのは確かです。

となると、かなり簡単なように思いますが、最後まで読んでみた感じだと、英検2級レベルは言い過ぎですね。

資格を過大評価しすぎというか。。


実際は英検準1級/TOEIC800レベルないと少し読みにくいと思います。2級レベルだと難しそうですね。


ストーリーが複雑ではないので、専門用語などは出てこないし文そのものもシンプルで読みやすい部類には入りますが、意外と侮れない。

という感じです。


英検1級の頻出単語もちらほら出てきます。まあどんなに簡単な洋書でも多少はそうですがね。


パディントンは話がシンプルなため文脈で意味を推測できることが多いので、語彙力不足でも何とか内容を理解しながら読み進められるじゃないかな。


パディントンでわからない単語を調べながら読むことによって、準1級レベルの英語力の人には良いボキャビルにもなりますよ!


あとはイギリスが舞台なので、イギリス英語らしい丁寧な言い回しがよく出てきます。

日本でも丁寧で少し遠回しな日本語が好まれるように、英語でも丁寧な言い方のほうが良いですよね。

学習者としてそういうのに触れられるのはいいと思います。


ページ数もあまり多くなく、全部で170~180ページほどです。文字も1ページにぎゅうぎゅうにつまっているような感じではないので、挫折することなく1冊読みきることができるんじゃないでしょうか?これも英語学習者的には大事だと思いますよ。


最後に、またしても単語に関して感じたことなんですが、パディントンでは他の洋書に比べると同じ単語や表現が後になっても何度もけっこうな頻度で出てくるという印象を受けました。

一度調べたら単語に話を読み進めるにつれて何回も出会えるので、パディントンは語彙定着に良いんじゃないかな

というのが、英語学習の観点からの感想です。


パディントンは取り組みやすいので洋書に興味がある人にはオススメ。

世界で人気の作品というだけあって話はシンプルにおもしろいし、パディントンの天然さと登場人物のユーモアに癒されます。

話が章ごとに独立しているため、100%理解できない箇所があったとしても、問題なく読み進められると思うので、洋書初心者にも優しいと思います。


ということでパディントン、オススメです。お気に入りの洋書の1つになりました。

DVDと合わせて手に入れれば、リスニングもリーディングもできますね。


これ以外にもパディントンには他のシリーズが何冊かあるので、まずこれを読んでみてもし気に入ったら、さらに他の物も読んでみるといいですよ。

多読にも繋げやすいので、英語学習者の人はぜひどうぞ。