今回は英会話についての記事です。

日本人は英語で話すことが苦手な人が多いですが、それは英語力だけが原因でしょうか?

おそらくそれも大きな要因の1つですが、日本人の特徴として、「話す内容がない」ということが英会話でかなり大きな障壁になっていると感じます。

他の国に比べると、日本の学校は議論をするような機会がゼロに等しい暗記型教育のため、全体として思考力がかなり低いことは否めません。もちろんぼくも被害者の一人です。

「○○についてどう思う?」というような質問をすると、たいていの人は一言二言で話を終わらせてしまいます。それ以上話が膨らんでいかないんですね。

例えば、「少子高齢化についてどう思う?」と聞いてみましょう。今度お友だちにでも聞いてみてください。

「やばいんやない?」「え、なになに急に」「うーん、年金やばいなー」ぐらいしか反応は得られないかもしれません。

このような次元のやり取りを日本語でもしているようなら、英語でもこの程度のやり取りしかできないのは当然ですよね。

英会話をしていて、なかなか質問に答えられないときに、じゃあ日本語で言ってみてと言われると、ほとんどの人が日本語でもなかなか言葉が出てきません。

英作文でも同じで、けっこう内容がない文章を見たりすることがありますが、日本語で書いてもらってもやはりまあ内容がなくボロボロなんですよね。

これは言語運用力以前に、

・物事に対する意見がない

・普段から何かを考える習慣がない

などが挙げられます。

英会話に必要な英語力をつけるために、単語学習や例文学習、音読やシャドーイングなどが必要ですが、それらの力を用いて表現するための意見や考えを持つ必要もあります。

これはぼく自身も感じていて、長い時間会話していると、一言や二言でしか返せないような場面がたまにあります。それは英語がわからないから、どう言ったらいいかがわからないからではなくて、単純に言うことや考えがないときなんですよね。

べつにこれは少子高齢化のような話題に限らず、それこそ趣味や仕事、何かに対する好みの話などのような身近な話題でも同じです。

そのような身近な話題だとしても「なんで?」と聞かれたら、なかなか上手く答えられないんじゃないでしょうか?普段からじっくりと考えませんからね。

ただこれ、外国人に質問すると、延々と答えてくれます。彼らは自分の意見や考えなどが確固としている、あるいはその場で考える力が高いので、たくさん話すことができるのです。

日本の国民性や教育システムがすでにハンデとなっているのは否ませんが、こういったことに気付けるだけでも大きな一歩だと思います。


英語でスピーチを作ろう!

それならば、身近な話題ぐらいなら初めからまとまった量で話せるように準備をしておけばいいんです。

そこでオススメなのが、英語での1分間スピーチです。



英語での1分間スピーチは簡単で、まずは自分でトピックをさらっと箇条書きで洗い出し、それについてノートにスピーチを書きます。

場合によっては、使える語句や便利だと思った英語の表現などをメモしてまとめるスペースを設けるのもいいですね。

B5ノートの片側1ページぶんぐらいの英文量なら、少しゆっくりめで読めば1分ぐらいの長さになると思います。

1分間を目安にすると、長すぎず短すぎず、取り組みやすいです。そして無理なく暗唱しやすいため最も実用的な長さだと言えます。

そしてその自作のスピーチを音読練習したり、最終的にはスラスラと暗唱できるようにしましょう。

そうすることで、そのトピックに関する話題の会話は自分の考えや意見があるので積極的に参加できますし、質問にもしっかり答えられるようになります。

そういった話せる内容を増やしていくんですね。

また、スピーチを暗唱することによって、その中で使った役立つ表現などが使える英語としてストックされていくので、英語を話す際の引き出しも増えます。

また、英語の資格試験のスピーキングやライティングにおいてもスピーチ練習は役立つので積極的に取り入れたいところです。

最初から自分でスピーチを作製するのは負担が大きいと感じる人は、初めは教材のモデルスピーチの暗記・暗唱でも良いでしょう。


スピーチ学習をこれから始めたい人や英会話初心者の方にはオススメです。英検やTOEICスピーキングテストの対策にも役立ちます。

ただし、もともとある程度の実力がある人や、始めから自作のスピーチを暗唱したい人は、教材は使わずに自分で取り組みましょう。

やはり自分で考えた英文の方が頭に入りやすいし、実践的なんですよね。

以下、主な日常的なトピックを書いてみます。

・自己紹介
・出身地について
・趣味 
・好きな食べ物
・好きな映画
・好きなスポーツ
・旅行
・学生時代
・家族について
・一番幸せな時間
・辛かったとき
・後悔してること
・一番好きな/嫌いな季節
・仕事について
・好きなレストランやカフェ
・こだわり
・パートナーに対する好みや条件
・休みの日の過ごし方
・人生での目標や夢
・もし宝くじ当たったら
・死ぬまでにやってみたいこと
・ハマってること
・住んでみたいところ

などなど。。他にも身近な話題はいくらでもありますよね。こういったことは意外とふとしたときに話すことがあるもんです。

他にも自分で、こんなトピックあるな!と思うものはどんどん加えていってください。

あらゆることをそこそこまとまった長さでスピーチできるようになると、それはそのまま会話でも活かせます。

1週間に1本スピーチを作って暗唱していけば、話せるトピックは1年で50本にもなりますね。そうしている間に自然と他の話題でも応用の利く英語運用力はつきます。

スピーチのトピックに関しての質問をされたと想定して暗唱する、というのは一人でもできる実際の英会話のようなトレーニングになります。

自分のオリジナルのスピーチノートを作ってしまいましょう。


この記事のまとめ

・日本人が英語が苦手な理由は英語力の問題だけでなく、話す内容がないということ。

・身近な内容のスピーチを作製して暗唱することによって会話に応用可能

・自身のない初心者の人は教材のモデルスピーチなどで入るのもいい


ここまで読んでくれてありがとうございました。ではまた!