英語を学ぶときは、英語そのもの以外にも、最低限の英語の文化やルールを知っておく必要があります。

会話での相槌がその1つです。

日本語の文化では、会話中に相手の話を聞くときに、「うんうん」「へ~」「あー」などとたくさん相槌を入れますよね。

日本語ではそれが、しっかりと会話を聞いているよというアピールになり、マナーのようなものです。

ですが英語圏では、それは避けた方がよいでしょう。

英語で会話しているとき、相手のターンのときは、じっと相手の目を見つめて黙って聴くのが普通です。

日本語のときのように、「うんうん」とやっていたら相手は多分それが気になってしまうと思います。

外国人と英語で会話していて、自分が話しているときにずっと黙って目を見つめられて、なにかプレッシャーを感じたことはありませんか?べつにそれは圧力をかけたり話がつまらないのではなくて、それが英語圏でのマナーなんです。

ただ日本では相槌を打つのがマナーなので、ついついやってしまい、わかっていても意外と難しいと思います。それでも、ぐっと堪えて、じっくり相手の話をまっすぐ見つめて聞いてみましょう。

もちろんたまに"Yeah" "Oh really"  などと言うのはいいんですが、これもなるべく堪えてかなり減らすぐらいで調度いいです。

一番よくないのは「うんうん」とかですかね。これはもはや日本語なので。

たくさんの日本人どうしで英会話をしていると、相槌がかなり聞こえてきて相槌合戦のようになっていることが多いので、頑張って我慢しましょう。

相手が話をしているときは、目をまっすぐ見つめて、肩の力を抜きリラックスして聞けばそれでOKです。

日本人で仲の良い友達がいれば、一言頼んで、会話中に相手の話を相槌をせずに聞く練習をさせてもらえばいいんではないでしょうか。