イギリス英語とアメリカ英語では使われる単語が違うことが多いので、今回は「食べ物に関する単語」について、それぞれの違いの主なものをまとめてみました。


まず1つめの定番の単語は

biscuit vs cookie

意味はそのまま「クッキー(ビスケット)」です。

定番中の定番です。知っている人も割と多いかもしれないこの単語の違い。

イギリス人ってけっこう英語と米語の語彙の違いにうるさい人が多くて「cookie」というと、全力で「biscuit」に直されます!(笑)

「よくクッキーとビスケットの違いって何ー?」
「形の違いじゃないー?丸いのがクッキー。四角のがビスケット」
みたいなやり取りを一度は聞いたことがあるかもしれませんが、どっちも同じです。


chips vs fries

フライドポテトのことです。イギリスでは「chips」、アメリカでは「fries」です。

イギリス料理のフィッシュ&チップス(fish and chips)は有名ですが、このチップスはポテトです。

fish and chipsめちゃくちゃおいしいです。


crisps vs chips

スナック菓子の「ポテトチップス」のことです。イギリスでは「crisps」でアメリカでは「chips」

さっきも言った通り、イギリスでchipsはポテトのことです!


aubergine vs eggplant

「なすび」のことです。イギリス英語では少し難しくて「aubergine」と言います。
多分ほとんどの人は知らないと思います。

アメリカ英語のほうは聞いたことがあると思います。卵みたいな形の植物だから、エッグプラント?なのかな、よくわかりませんが(笑)


tin vs can

これはけっこう重要!「缶」のことなんですが、イギリスでは「tin」、アメリカでは「can」を使います。

あと、二つとも「~を缶詰めする」という動詞でもあります。

フルーツの缶詰と言いたければ、「tinned fruit」、米語では「canned fruit」


bill vs check

これもけっこう重要な違い。
レストランなどで会計するときに必要なあれ「勘定」のことです!

お会計する前に、イギリスでは「Could I have the bill pleae?」などと聞いて勘定をもらいます。


Jam vs jelly

「ジャム」のことなんですが、イギリスではそのまま「jam」、アメリカではなぜか「jelly」です。

ややこしい。日本で習う英語ってイギリス英語とアメリカ英語ごちゃまぜすぎますよね~。

ん?じゃあゼリーは何っていうの?なんか嫌な予感が。。。


jelly vs jam

はい、「ゼリー」のことです。さっきとひっくりかえっています。イギリス英語では「jelly」そしてアメリカ英語では「jam」なんですね。

ほんとややこしい。今度アメリカの人にWhat is "jam"? とか What is jelly"? て聞いてみたいと思います(笑)
なんか熱く語られそう。


mince vs ground beef

「ミンチ」のことです。イギリスでは「mince」、アメリカでは「ground beef」

これもイギリス英語のほうがわかりやすいね~。



他にも探せば色々あると思うのですが、次に同じ単語で発音が違うもの2つ。


Vitamin

そのまま「ビタミン」のことですが、イギリス英語では「ヴィタミン」、アメリカ英語では「ヴァイタミン」となります。


tomato

イギリス英語は「とまーとう」、アメリカ英語では「とめいろー」みたいに読みます(笑)

ちょっとてきとうすぎますか?(笑)



こんな感じでイギリス英語とアメリカ英語では違う単語がけっこうあります。食べ物に関してだけでもこんなにあるんです。

別にどっちを使ってもだいたい通じます。(ジャムやゼリーのようなのは誤解を生みますが)

なのであまり違いを気にしすぎる必要はないのですが、知識として知っていると面白いかもしれませんね。


食べ物以外にもイギリス英語とアメリカ英語の違いがもっと知りたい人はこれがオススメです。



単語だけでなく発音の違いまで基本的なことが全部わかりますよ。